研修方法を効果的にする3つの意識!5つの研修方法や面白い研修も紹介
研修方法に迷ったり、効果的な研修となにかわからなかったりなどの悩みはないでしょうか。
効果的な研修をするには、受講者本人や受講者が働く職場のニーズにマッチした方法を考慮する必要があります。また、研修が終わった後も研修の効果を知って、次の研修に活かすことも重要です。この記事では、研修を効果的にする3つの方法を説明します。目的に合わせた具体的な5つの研修種類や、面白い研修方法なども紹介するので参考にしてください。
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研修を効果的にするには受講者や職場、企業に合った内容や方法であることが大切です。
そのためにはニーズあるゴール設定や講師の選定、内容の精度などが重要で以下のようなことを意識する必要があります。
- 研修内容の設計!受講者のニーズからゴール設定
- 研修内容の決める!効果的にするには方法や講師も重要
- 研修効果を測定!評価することで研修の精度を高める
ここでは、それぞれの意識について解説するので研修方法を考える参考にしてください。
研修内容の設計!受講者のニーズからゴール設定
研修内容を設計するときは、受講者や受講者が働く職場のニーズからゴールを設定しましょう。
受講者が習得済のスキルだったり、職場の業務に関係ない内容だったりすると意味がありません。研修では受講者のニーズを探り、内容を考える必要があります。例えば課題から考えるとしましょう。受講者本人や所属部署の上司に直接ヒアリングし、ニーズがあるスキルを洗い出します。洗い出したいくつかの課題から、優先順位をつけてゴールを設定するのです。
研修内容の決める!効果的にするには方法や講師も重要
研修内容を効果的にするには、方法によって講師を選ぶことも重要です。
講師を選ぶポイントは受講者の立場や年齢層、業務内容などを考慮して選定しましょう。例えば新入社員研修など社会人経験が浅い受講者層なら以下のような人選をします。
- 新入社員より少し社会人経験が長い社員
- 受講者と年が近く親近感がある社員
立場が違いすぎたり、年齢が離れすぎたりすると、若い新入社員の価値観を踏まえた研修が難しくなります。
反対に主任やチームリダーなど、部下や後輩がいる立場の社員への研修では以下のような講師が適任です。
- 指導経験がある社員
- マネジメントの経験がある社員
受講者の職場での立場をイメージできる社員でなければ、説得力がないため研修の効果を高められません。
研修を成功させるために、カリキュラムの作成は必須ですが、カリキュラムを作成する中で、研修内容に不安を抱えている方も多くいます。UMUの記事『新人研修のカリキュラムはどう作る?成功させる3つのポイント』では新人研修を有意義なものにするためのカリキュラムの作り方を紹介しています。さらに、カリキュラムを簡単に作成するコツも紹介しているのでぜひ合わせてご覧ください。
研修効果を測定!評価することで研修の精度を高める
研修実施後の効果を測定することで、次回以降の研修効果を高めることができます。
研修を効果的にするには、研修と評価測定を繰り返し取り組んでいくしか方法はありません。受講者が研修内容を活かせているか職場での効果を調査したり、テストを行ったりすることで次回以降の精度につながります。具体的な方法として以下などがあるので参考にしてください。
- アンケートや理解度テストの実施
- カーク・パトリック評価法
- ジャック・フィリップス評価法
- 研修未実施者との比較
研修方法5種類!研修目的に合わせて企画
研修には目的や内容によって、さまざまな種類があります。
UMUの記事『社員研修は6種類ある!階層別に研修を行う方法&具体的なステップ』では、社員研修の種類や行うべきタイミング、研修を実施するまでのステップを詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
社内で行うだけが研修ではありません。外部主催の研修に出向いたり、ひとつの場所に集まらずオンラインで開催したりとさまざまです。ここでは、一般的に行われている以下5種類の研修方法を紹介します。
- OTT-JT:座学で初歩的な知識を与える
- OJTやOJD:実践研修で経験を与える
- ロールプレイ:より実践に近い環境を経験させる
- グループディスカッション:主体性を育てる
- オンライン研修:リモートで効率的に研修
OTT-JT:座学で初歩的な知識を与える
OTT-JTは座学研修のことで、初歩的な知識を得ることがおもな目的です。外部主催の研修やセミナー、講演会などもOTT-JTに含まれます。
受講者が何かを経験したり実習したりという研修ではなく、講師が一方的に話すスタイルであるのが一般的なOTT-JTです。実際に業務に活かす前の段階で、初歩的な知識を頭に入れることを目的としています。例えば実践的な研修を受ける前に、「OTT-JTで基本的な知識をつけておく」などが活用方法です。
OJTやOJD:実践研修で経験を与える
OJTとは実践研修のことです。スキルや業務内容を実際に研修で体験しながら、それらを習得していきます。
実際に経験できるので効率的にスキルや業務を覚えることが可能です。効果的な方法ですが、業務全般のスキルすべてをOJTで覚えさせるのは簡単なことではありません。とくに講師となる社員にはかなりの負担がかかります。
OJTだけでは理解させるのは難しいため、Off-JTと組み合わせた研修が効果的です。外部研修などでは2日間にわけて「1日目Off-JT・2日目OJT」など、効率的な研修を行っているケースもあります。
ロールプレイ:より実践に近い環境を経験させる
ロールプレイとは、より実践に近い環境で業務を経験させる研修です。
ロールプレイはサービス業や接客業などの企業で多く取り入れられています。実践に近い研修のためOJTと同じように思えますが、ロールプレイは「より実践に近い環境」で行われるリハーサルのようなものです。例えば、セールストークを顧客に見立てた社員へ行ったり、一連のサービスの流れを実践したりと実際の業務に近い環境で行います。クレームなどトラブル発生時の対処など、イレギュラーな業務も体験できる貴重な研修です。
グループディスカッション:主体性を育てる
グループディスカッションは主体性を育てるため研修です。
新入社員など若い社員にはコミュニケーションを上手く取れない社員も少なくありません。社員同士で話し合うことで、コミュニケーションの活性化や協調性が育まれるでしょう。グループディスカッションには、おもに以下の種類があります。
- フリーディスカッション
与えられたテーマについて自由に話し合います。 - 選択型ディスカッション
いくつかのテーマからひとつ選んで話し合います。 - ディベート型ディスカッション
二者択一とも呼ばれるディスカッションです。2つのテーマが出され、個々でどちらかのテーマを選択しチームに分かれて話し合います。 - 課題解決型ディスカッション
与えられたテーマに対しグループで解決策を話し合います。
オンライン研修:リモートで効率的に研修
コロナ禍にありリモートワークが推奨されている2021年現在、オンライン研修がもっとも効率的な研修といえるかもしれません。
オンライン研修とは、パソコンやスマホ、タブレットなどの端末を利用して研修を受けられるシステムです。以下のようなメリットがあるので参考にしてください。
- 場所代や交通費、宿泊代などコストが抑えられる
- どこにいても受講できるため時間を節約できる
ただ会社としては「本当に受講しているのか」と不安を感じるものです。オンライン研修サービスを導入すれば、受講履歴や研修後テストなどで確認することもできます。
UMUの記事『研修効果を効率的に高める術!研修の効果を測定・分析する5つの方法』では、研修効果とは何か、測定や分析が難しい理由などを解説。また、具体的な測定・分析方法や研修効果を高める方法も紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
UMUならオンラインで効率的な研修方法がある!
UMUなら、オンラインで効率的な研修ができます。
UMUは、受講者のパフォーマンス向上を目的として開発された双方向性のあるプラットフォームです。オンラインやオフライン、集合や個別を問わず利用できます。
UMUを使えばオンライン研修やディスカッション、アンケートやテストなどを含めた研修を簡単に行うことが可能です。受講履歴や研修評価など研修者ごとに管理できるので、研修効果も容易に測ることができます。コロナ禍でも研修方法に悩んでいるなら、ぜひUMUの導入をご検討ください。
また研修スケジュール作成段階で悩む担当者の方は、UMUの記事『研修スケジュールのテンプレート3選!新人研修にも使える作成手順』では、研修スケジュールのテンプレートとともに、研修のスケジュールを作る手順や研修カリキュラム例などを解説しているので、ぜひご覧ください。
面白い研修方法!ほかにもある社内研修ネタ
受講者が参加する形の面白い研修を取り入れる方法もあります。
研修では受講者が聞いているだけという状況も少なくありません。やらされている感がある研修ばかりでは、参加者は集中力を維持できず研修の効果を下げてしまう可能性もあります。ここでは面白い研修をいくつか紹介するので参考にしてください。
【ビジネスマナー間違え探し】
間違ったビジネスマナー動画を撮影し受講者に間違いを探してもらうゲームです。間違えを探しながらマナーを覚えられます。
【無人島研修】
無人島で受講者同士が協力しあって数泊する研修です。受講者同士で話し合い役割分担を決め、それぞれが責任をもって行動します。仲間意識や行動力、自主性などが養えるでしょう。
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企業研修がわかる!お役立ち資料3点セットをダウンロードするまとめ:研修方法は3つの意識で効果を高めましょう!
研修方法を考える3つの意識や研修の種類を中心に解説しました。
研修を効果的にするには、受講者や受講者の職場のニーズ(課題など)を洗い出し方法を決めることが大切です。ただ2021年現在のコロナ禍では、ひとつの場所に集まって研修を行うのは難しい状況ではないでしょうか。
パフォーマンス型双方向ラーニングプラットフォーム「UMU」では、オンラインで効果的な研修を行うことができます。最新テクノロジーを使った研修システムは、多くの企業に導入実績があるツールです。研修方法に悩んでいるなら、ぜひUMUの導入を検討してください。
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