動画撮影3つのコツ|YouTube・iPhone撮影・シーン別
YouTubeをはじめとする動画コンテンツが巷に溢れ、動画撮影する機会も増えています。iPhoneやスマホのカメラでも、十分に高画質な動画撮影が可能です。初心者でもちょっとしたコツを押さえるだけで、プロ並の映像が制作できます。
この記事では、初心者が簡単に取り入れられる動画撮影のコツを紹介します。最後まで読めば、iPhoneでの動画撮影を成功させるコツや、YouTube用動画撮影のポイントを知ることが可能です。詳しく知りたい方はお読みください。
動画制作のために揃える機材がわからないという方も多いのではないでしょうか?UMUの記事『動画制作に必要な動画機材5選!最低限必要なものから揃えよう』では、動画制作に必要な最低限揃えておくべき機材を5つ紹介しているので、参考にしてみてください。
動画撮影3つのコツ
初心者でもすぐに取り入れられる動画撮影のコツは、次の3点です。
- 動画の構図は事前に考えておく
- 複数のアングルから撮る
- 明るさを意識する
各ポイントについて詳しく解説していきます。
1. 動画撮影の構図は事前に考えておく
動画の構図は、撮影前に決めておきましょう。動画の流れやストーリーを事前に明確にし、それに沿って撮影するのが基本です。撮影角度やアングルも含めて先に確定しておくことでで、効率的に撮影を進められます。必要なカットを取り逃す心配もなくなるでしょう。
加えて、どこに動画を公開するか、投稿するプラットフォームも選んでおきます。投稿場所や用途によって、適切な動画サイズや尺などが異なるからです。
例えば、YouTubeの動画は横長なためカメラを横にして撮影しますが、縦型広告では縦長の撮影が望ましいでしょう。また、InstagramなどSNSに投稿する場合はスマホのカメラで十分ですが、大きなスクリーンで公開する動画広告の場合は4K対応の高機能カメラが必要になります。
2. 動画撮影は複数のアングルから撮る
同じシーンでも複数のアングルから撮影しましょう。真横や真上、斜め上など、さまざまな角度から撮影することで、映像に変化をつけられます。インタビュー映像など、単調になりやすい動画では特にカット割りの使用が効果的です。
また、いろいろなパターンのカットを撮影しておくと、映像のバリエーションが増えて編集する際に役立ちます。用意できる場合は、複数のカメラを異なるアングルで設置しておくと良いでしょう。撮影時間の短縮が可能な上、編集時に映像のつながりをスムーズに仕上げられます。
3. 動画撮影では明るさを意識する
動画撮影時に明るさを意識することも大切です。映像の明るさは、編集時にもある程度調節できますが、撮影時の動画の仕上がりが大きく影響します。
特に、逆光で撮影すると画面が暗くなってしまうので要注意です。事前に太陽の位置をチェックして、光の入る明るい場所で撮影しましょう。
人物を写す場合は、レフ板などを使って表情が明るく見えるよう調節します。室内での撮影では全体的に暗くなりやすいため、白い壁やカーテンの前で撮影するなど工夫してみてください。また、iPhoneの場合はカメラモードで変更できるので、撮影前に調整しておくと無難です。
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プロのような映像を撮影するためのヒントをダウンロードするiPhoneで動画撮影するコツ【スマホで動画撮影】
iPhoneのカメラだけでも手軽に高性能な動画撮影が可能です。スマホで動画撮影する際のコツを3つ紹介します。
- 設定画面から画質を調整する
- 手ブレを防ぐためにアングルを固定する
- ズームをなるべく使わない
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1. 設定画面から画質を調整する
撮影前にスマホの設定画面から画質を調整しておきましょう。機種やOSのバージョンによっては、4Kなどの高画質の映像も撮れます。
iPhoneの場合は、設定>カメラ>ビデオ撮影の順にタップすると、好きな画質に設定可能です。ビデオ撮影の解像度/フレームレートは、一般的な画質である「1080p/30fps」になっています。より滑らかな映像にしたい場合は「1080p/60fps」を選択しましょう。
ただし、1秒間あたりのコマ数(フレームレート)の値が大きくなると、データの容量も比例して増えていきます。高画質で撮影した動画分の容量がなく、保存できない事態を避けるためにも、iPhoneの容量を事前に確認しておきましょう。
2. 手ブレを防ぐためにアングルを固定する
スマホを手に持って撮影する場合は、手ブレしないように注意しましょう。せっかくのきれいな映像も、ブレてしまうと台無しです。また、手ブレした動画は、見ている人の画面酔いや目の疲れを招きやすくなるというデメリットもあります。
撮影時の手ブレを防ぐために、アングルを固定しましょう。スマホを両手で持ち、脇を締めることで手元が揺れにくくなります。スマホ用の三脚やアームスタンドなどのアイテムを使うと、アングルが簡単に定められ、手や腕の疲労も軽減できるでしょう。簡易的な三脚なら100円ショップでも購入可能です。
デジタルカメラでの撮影では、手ブレ補正機能が使えますが、そうした機能がないスマホの場合は上記対策を試してみてください。
3. ズームをなるべく使わない
ズームはスマホ撮影ではなるべく使わないようにしましょう。ズーム機能は気になる部分だけを簡単に拡大できて便利ですが、映像がブレがちです。また、ズームインとズームアウトを繰り返すと映像が不自然になり、視聴者が酔いやすいという懸念点もあります。
アップで被写体を映したい場合は、撮影者自ら近づいて撮影することで、ブレのない美しい映像を撮影できるでしょう。ただ、中にはズームすると画質が悪くなる場合があるので注意してください。
超スローなズームインなど、演出として有効な技もありますが、初心者には難易度が高いので使わないほうが無難です。
【シーン別】動画撮影テクニック
ここからは、シーン別の動画撮影のコツを見ていきましょう。YouTube投稿用の動画と、動画撮影が自分で行えると便利なライブやステージのケースについて、詳しく説明します。
YouTube用動画撮影のコツ
YouTubeチャンネルに投稿する動画は横長で撮りましょう。スマホの場合は、横向きにしてポートレートモードで撮影します。また、編集時に字幕やコメントなどを追加しやすいよう、素材のスペースも考慮しておくとスムーズです。
カットを違和感なくつなげるために、動画の前後は5〜10秒長めに収録しておきます。また、YouTube用の動画では音声も重要です。余計な雑音が入らないか、人の声や音楽など必要な音声を十分拾えるか、などを含め撮影環境を事前にチェックしておきましょう。
ライブ配信の動画撮影のコツ
バンドなどのライブ映像やイベントでの撮影は、プロに依頼すると高額ですが、自分で撮影すれば費用を節約できます。
ライブ撮影時に気をつけたいポイントとしては、ランドスケープモード、機内モード、フォーカスの設定などが挙げられます。また、カメラのバッテリーの持ちや連続撮影時間も要チェックです。ライブハウスなどでの撮影では、暗闇に強い高感度カメラが望ましいでしょう。
動きのあるカメラワークを意識すると、臨場感溢れる映像が撮れます。なお、音楽動画の場合は音が重要なので、外付けマイクの使用をおすすめします。
初心者におすすめの動画の撮り方
初心者が動画撮影する際のポイントはいくつかありますが、代表的なものとしては次の点です。
- 複数のサイズで撮る
- 1カットは長めに撮影しておく
はじめのうちは長めに撮影しておくと、つなぎや余白の調整が行いやすいでしょう。動画撮影に慣れてきたら、スマホを動かして動きをつける「パン」というカメラワークもおすすめです。
左から右へとカメラを動かしながら撮ることで、右から左に動かす場合は逆パンと呼ばれます。パンは空間の広さと被写体の大きさを伝えやすく、臨場感を持った映像になるでしょう。1カットが短くなったとしても、撮り溜めておいて編集に使うこともできます。
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動画撮影の初心者も、上記のようなコツを掴んでおけばプロ並の動画も制作可能です。撮影に慣れないうちは、覚えることややることが多く、すべてのポイントを一気に実践することは難しいかもしれません。
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YouTubeやSNS広告など、動画の活用シーンの増加とともに、動画撮影のニーズが高まっています。スマホのカメラでも十分に高画質な動画が撮影できる今なら、手ブレ防止や光の入り方などのコツを押さえるだけで、初心者もプロ並の映像が撮影可能です。記事内で紹介してきたポイントをぜひ取り入れてみてください。
なお、UMUのオンライン学習システムなら、スマホで撮影した動画も簡単に導入できます。最新のテクノロジーと効果的なラーニングシステムを用いて、最適な研修プランを提案できますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
UMUの記事『研修動画の作り方と4つのメリット|研修動画制作の流れも解説』では、研修動画を作成するメリットや動画の種類、制作時の注意点などを解説しているので、研修動画作成をお考えの方はぜひ合わせてご覧ください。
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