限界を突破して成長し続ける組織づくりのキーワード 「OKR」について
UMUを知っていただくうえで、大切なキーワードとなるのが「OKR」です。
OKRとは、GoogleやFacebookなどのシリコンバレーの大企業が取り入れていることから、
注目を集めている目標管理の手法のことで、UMUでは創業当初からOKRを取り入れています。
この記事では、UMUのOKRへのこだわりについてご紹介します。
OKRとは
OKRとは、Object and Key Results(目標と主要な結果)の略称。
ひとつのO(目標)に対し、それを達成するために必要なKR(定量的な成果)を紐づけて設定する目標管理の方法です。
従来のMBO(目標管理制度)やKPIとの大きな違いは、数値などでは表せない「定性的な目標」を設定すること。
さらに、挑戦的かつ夢のある目標、いわゆる「ムーンショット」を設定することで、
社員のモチベーションを高める効果も期待できます。
KRには定量的な指標が設定されますが、60〜70%の達成度で成功とみなされます。
なぜUMUでOKRを取り入れているのか
まず、UMU開発創業者のDongshou LiがOKR導入企業のGoogleでトップマネージャーをやっていた経験があります。
UMU創業当初、Dongshouからフィードバックを得ながら、
代表の松田と取締役の小松とがOKR設定に着手したところからスタートしました。
UMUがOKRを取り入れている理由は、目標にキャップ(上限)を決めないためです。
たとえば、営業スタッフの目標を「売上5,000万円」とした場合、
5,000万円に到達した時点で満足して、新たな発想が浮かばなくなってしまいます。
一方、はじめから高い目標の1億円を目指せば、「1億円を達成するためにどうするか」という視点で考え続けます。
高い目標を追うことで『200%・300%の力』が発揮でき、自然と売上5,000万円は達成している、という考えです。
組織や個人が、限界を突き抜けて力を発揮するための仕組みとして、OKRを取り入れています。
UMUのOKRの構造
最上位にUMUのミッション・ビジョンがあり、
その下位にミッション・ビジョンに紐づいた会社全体のOKRを設定しています。
その下位には会社全体のOKRに紐づいたチームのOKR、
最後に個人のOKRへと繋がるツリー構造です。
個人がOKRを達成することで、チームや会社のOKRも達成されて、
UMUのミッション・ビジョンの実現に近づく、という設計になっています。
一般的に、OKRの「O」には定性的な目標・戦略を設定しますが、
UMUではさらに数値指標も設けているのが特徴的です。
たとえば、マーケティングチームの「O」が「業界をリードする大手企業を中心に、
新規商談からO億円を受注するための顧客リードを創る」であれば、
「どんな業界のどの規模の会社に」という定性的な戦略に加え、
「いくらの売上を作るか」という数値指標も設定しているのです。
そして、「O」を達成するための要素として「KR」を3つ設定しています。
たとえば「新規リードからのアポO件」など、「KR」は明確な数値目標となります。
個人のOKRは、チームの数値目標を落とし込んだものです。
たとえばチームの目標が「新規リードのアポ100件」であれば、
AさんO件・BさんO件…と合計して100件になるよう設定します。
また、新規リードの100件をAさんが担当し、Bさんはマーケティングリードを担当する、
などと役割を分けることもあります。
それぞれの得意分野を踏まえ、みんなで話し合いながらOKRを決めていきます。
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UMUのOKRのこだわり
UMUのOKRのもっとも大きなこだわりは『会社が決めない』ことです。
経営者が会社のOKRを決めてチームのOKRにまで落とし込み、
「個人のOKRはみんなで決めましょう」というケースはよくあります。
UMUは、個人のOKRだけでなく、会社やチームのOKRまで、
社員全員が関わって作ることにこだわっています。
その背景にあるのは「人に言われたことよりも、
自分が考えたことをやる方が頑張れる」という想いです。
UMUの主役は社員。
社員みんなが主体的に活動できる環境づくりのために、
OKRに関しても、みんなでアイデアを出し合って同意したことをやるスタンスをとっています。
OKRによってメンバーに生まれる変化
自分たちがOKRの設定から関わっているので、自分がどんなところで活躍できそうかを考えて、
わくわくしながら四半期のスタートを切ることができます。
絶対に達成しないといけない数値目標を追っているのとは違い、
「達成することで、こんな未来が待っている」と思い描きながら、前向きに目標に向き合えるのです。
また、同じタイミングで個人のOKRも決まるので、仲間同士のプレッシャーがいい刺激となり、
「自分もがんばろう」という気持ちが生まれています。
代表や取締役から「がんばって」といわれる言葉よりも、
目標に向かってスタートラインに並んだ仲間の存在が、メンバーにとっては“大きな力”になるのです。
OKRによってUMUが目指すもの
OKRによって、一人ひとりが従来の自分を超えた力を発揮することができます。
そして『OKRと組織の力を掛け合わせる』ことで、さらに突き抜けた成果を生み出せると考えています。
OKRをトリガーとして、自分たちの限界を超えて売上や拡販力を伸ばすこと。
そして、UMUのサービスを世の中に広めて、日本の生産性向上を図ることを目指しています。
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さいごに
私たちUMUは、未来を共に創る仲間を募集しています。
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