【新常識】モバイルラーニングとは?モバイルラーニング導入に失敗しないためのポイントとは?

今、モバイルラーニングを導入しようと考え始める企業が増えています。

モバイルラーニング(mLearning)つまりスマートフォンやタブレットなどのモバイルテクノロジーを使用したコンテンツの配信は、働き方の変化によって、ますます重要になっています。

Googleの2016年の調査によると、80%の人がスマートフォンを使用しています。
スマートフォンのみを利用する人が27%で、PCのみを利用する人の14%の約二倍です。

また、Tecmark2014年の調査によると、私達は1日に221回もスマートフォンを見ています。

今日の職場学習に置いて、テクノロジー活用の重要性、そして継続的な学習の必要性は言うまでもないことですが、mLearningは、単にモバイルデバイスで学習を提供することではなく、「パフォーマンスの最大化」が重要なテーマであることをまず意識されると良いと思います。

Clark QuinnはDesigning mLearning: Tapping into the Mobile Revolution for Organizational Performanceの中で「mLearningは学習やパフォーマンスを最大化させるものでなければならない。」と書いています。

では、今からモバイルラーニングを職場学習に取り入れようと考える際に、どのようにスタートすれば良いか?

Patty Gaul氏の記事に3つのポイントが紹介されています。

1. Mobile learning is still about the learner:「学習者中心」

テクノロジーが全ての問題を解決されるしてくれるわけではありません。モバイルには多くの利点がありますが、学習が有効に行われない場合は、テクノロジーを活用しても意味がありません。

2. Thinking Strategically:「戦略的に考える」

モバイルラーニングを導入する前に、社内の人材開発、教育の戦略を考えるとよいでしょう。対象者が誰で、どこにいるのか、そして何を学ぶ必要があるのかを決定することは戦略の重要な要素です。

ATD ResearchのNext Generation E-Learning reportで、Carolinas HealthCare Systemの人材&組織開発担当者、Rose Leは次のように説明しています:

「多くの従業員はeラーニングにアクセスするためにデスクトップPCまたはラップトップを使用しますが、実際の現場はまったく異なる環境です。 たとえば、病院の手術室でデスクトップPCにアクセスすることはできません。 だからこそ、私たちは今もっとモバイルに移行したいと考えています。」

学習ツールの選択、学習コンテンツのデザインは、学習者が置かれている環境を考慮する必要があります。

さらに、学習者がどのようなテクノロジーを使用しているか、 彼らは何に慣れ親しんでいるか、彼らが学ぶべきものに対して、どのようなコンテンツ形式でどのようなデリバリー方法が一番有効であるかを考えるとよいでしょう。

3. Designing and Deploying Effectively: 効果的にデザイン&展開する

Margaret Driscoll氏とAngela van Barneveld氏はApplying Learning Theory to Mobile Learningの中で、学習デザインする側として自分のモバイルデバイスでアプリやプログラムを試すことを推奨しています。

アプリを比較する際に、実際に操作しながらUI・UX、入力操作のしやすさ、ポジティブとネガティブ両面を確認する必要があります。
L&Dの担当者として、学習コンテンツや学習理論を考えるだけではなく、テクノロジーを選定するスキルも必要ということです。

さまざまなツールを調べたり、試用期間を使って試してみたり、目的と期間を決めて1つのプロジェクトとして取り組んでみたりするとよいでしょう。

さらに、Robert Rymell氏のSelf-Directed Mobile Learningではモバイルラーニングに関する下記ベストプラクティスがシェアされています:

・エンドユーザーへのヒアリング、調査を行うこと
・小さなパイロットを設計し実践する
・早い段階でIT部門に関与させる
・従業員のモバイル利用に関するポリシーを設定する

まとめ:モバイルラーニングを始めるには、新しい考え方が必要

Mastering Mobile Learning: Tips and Techniques for Successの著者であるChad UdellとGary Woodillは「HRとトレーニング部門は従来のインストラクター主導のトレーニングとeラーニングの枠を超えて、従業員に仕事する上で必要なリソースとキャリアアップの可能性を提供すべきである」

「そうするには、今までと違う考え方と新しいアイデアを試すコミットメントが必要」とモバイルラーニング導入のポイントを示しています


 

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