今年の新入社員研修は、多くの企業がオンラインで実施されました。
完全に未知の領域で、日々様々な事を考えながら、完遂されたかと思います。
その中で、新入社員の方々も大きな不安を抱えつつ、また完全には払拭されないものの、研修担当の方々や同期メンバーとの一体感を深め、しっかりと研修を終えられたのではないかと思います。

そして来年、また新入社員研修が控えていますが、今年のご経験を活かして、より良い研修を設計頂けるのではないかと感じます。
一方で、来年入社される方々にとっては、今年以上に大きな不安を抱えていらっしゃるのではないでしょうか？

・入社までの残り約6ヶ月、どう過ごせば良いのだろう？
・突然入社取り消しにならないだろうか？
・研修は実施してもらえるのだろうか？

1ヶ月先の未来さえ、確かな事が分からない今の状況ですので、約半年先の事となると、更にどうなるか分かりません。どうなるかは分かりませんが、ただ、お互いの事を知る、理解するコミュニケーションや情報があれば、その不安解消に少しでも役立てる事ができます。
【繋がり】を作り、早くからチームとしての一体感を生み出せば、乗り越える自信が湧いてきます。
そこで、テクノロジーを活用してどの様にバーチャルチームビルディングができるのか、ご紹介させて頂きます。

１：新入社員が生きてきた時代背景を知る

4年生大学を卒業される場合、1998年生まれの方が多いかと思います。

1998年は、国内では、

 

・完全失業率過去最悪

・日本長期信用銀行、日本債権信用銀行が破たん

・金融ビッグバン始動

 

などの出来事があり、不況ではあるものの、そこから上昇する準備なども進んでいた年と言えるのではないでしょうか。

 

この1998年から、例えば小学校に入学した2005年、大学に入学した2017年、などの節目がどんな時代だったのか、どの様な時代の流れの中で生きてきたのか、調べて頂くと、世代の特徴を掴めます。

 

２：一人一人を知る

 

シンプルな取り組みではありますが、一人一人に自己紹介や、今感じている事を動画で共有してもらいます。顔が見えて、声を聞けると、それだけでお互いの関係性が一段深まります。

また更に、研修担当の方や先輩、そして代表や上層部の方の自己紹介やメッセージ動画があると、新入社員の方に良い影響をもたらします。

そしてUMUでは、動画に対してコメントや、あるいは音声でもその人へのメッセージを残せるので、非常に効果的な【繋がり】を作る事が可能です。

 

世代の特徴だけではなく、個人個人にも焦点を当てて、お互いを知る、理解する仕組みを作っておけば、入社前に前向きな気持ちを持って頂けます。

３：会社を知ってもらう

 

海外の事例ではありますが、入社前に会社の歴史、会社の理念をインプットするUMUコースを受講してもらい、入社後すぐ、自分の行動、振る舞いについてディスカッションできる状態を作り出した会社があります。

 

また他の事例では、創業に関する書籍を配布し、入社前にじっくり読んでその感想文を共有しました。同期がどう感じたのか、そして先輩達は実際にそれをどの様に行動やパフォーマンスとして発揮しているのか、を知ると、内なる動機付けとなり、自分達の存在意義はどこにあるのか、具体的な言葉、キーワードでもって浸透していきます。

 

入社前後は、特にモチベーションも上がっている事が多いため、会社の理念を響かせ、定着させるにはとても良いタイミングです。そこで会社のDNAがしっかり吸収されれば、その後にも大きな影響があります。

会社の事業に対する理解不足が原因での離職も多いと聞きますので、歴史、理念とセットで、具体的にどの様な事業にそれらを反映させているのか、を事前に知る機会を作ると、離職防止の効果も期待できます。

 

これら１、２、３を、

 

・何人かのグループで取り組む

・世代のテーマを決める（「withコロナを乗り越えた歴史的世代」など）

・ゲーミフィケーションの要素を取り入れる

 

といった仕掛けも加えると、より効果的です。

 

UMUは多様なインプット、アウトプットを組み合わせた設計が可能で、入社前のチームビルディングを活かして、入社後、配属後、継続的なラーニングプラットフォームとしてパフォーマンス向上に貢献します。

 

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私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。

また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

 

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