【極意11】現場のワークフローと連動させる|eラーニング実践〈学習の定着化編〉
eラーニングの「学習の定着化」における3つの課題と対策
eラーニングの「学習の定着化」における課題には大きく3つあります。
1.動画だけ見ても行動変容につながらない
2.学習と現場実践との間にへだたりがある
3.学習の効果測定をどのようにしたらよいかわからない
これらの対策として、以下4つの極意があります。
本記事では、【極意11】現場のワークフローと連動させるポイントについてご紹介します。
現場を起点に学習を設計
学習を提供するにあたって、現場の業務フローと密接に連携することが必要です。
学習を提供する側は、研修を中心に、事前と事後と捉えがちです。しかし、本来の学習は、現場を中心に展開し、その前後に学習が組み込まれるべきです。
実践を伴う職場での活動があり、その前後に集合やe-Learning、オンライン研修などが行われることになります。また、学習が効果的に行われるためには、適切なタイミングで提供されることが重要です。
このためには、学習を日常的に利用されるツールやプロセスに組み込む考え方が大切です。
学習を日常業務に取り入れる方法
例えば、営業の場面において、セールスフォースなどのシステムに提案フェーズの情報を登録するといったシーンが考えられます。
提案が進行するにつれて、見積もりの作成方法や競合対策など、学習が必要になります。必要な学習コンテンツを、メール内にリンクを埋め込むなどの方法で提供することができます。
必要な情報が必要なタイミングで提供されることで、学習者は業務の成果と学習を結びつけることができるのです。
また、他の方法としては、1 on 1もあります。上司とのコミュニケーションで成果を確認した後に、特定のコースをリコメンドする仕組みを導入することが考えられます。
こうした現場の業務フローを中心に学習コンテンツを組み込んでいくデザインこそが、実践的なアプローチであり、学習の定着化を促進するポイントとなります。
eラーニング実践の12の極意
eラーニング実践の極意は、「コンテンツ作成」、「コンテンツ提供方法」、「学習の定着化」というカテゴリに分け、全部で12の極意があります。
解説セミナー|eラーニング実践12の極意がわかる!
「eラーニングが活用されない真実は〇〇にアリ! 「定着」⇨「行動変容」につながる学習コンテンツのあり方とは?」というタイトルにて、eラーニング実践12の極意の解説を含んだセミナーを開催しています。
【セミナーで得られること】
・学び放題を始めとする「eラーニング」が活用されていない理由が明確になる
・eラーニング学習の「作成⇒展開⇒定着化」まで生産性と効果性を高めるためのTIPSが得られる
・人材開発領域でAIをどのように取り入れると良いかについてのヒントが得られる
【このような課題感をお持ちの方にオススメ】
・eラーニングの見放題プランを「活用しきれていない」
・学習効果の高いコンテンツ作成方法が分からない
・受講管理が大変/リマンドの大変さ
・研修の事前課題の実施率が低い
・動画だけ見ても行動変容につながらない
・学習の効果測定をどのようにしたらいいかが分からない
総合学習プラットフォーム「UMU」
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