ニューノーマル時代のリーダーシップと人材育成Webinar開催レポート
2020年9月7日と9日、私たちユームテクノロジージャパン主催で、新しい時代のリーダーシップにご興味のある方向けにWebinarを開催させていただきました。
座席数に限りを設けておりましたが、増席するほど多くの方にご興味を持っていただき、大変好評なWebinarとなりました。
Webinar概要
タイトル:ニューノーマル時代のリーダーシップと人材育成
日時:2020年9月7日(月)19:00-20:30
2020年9月9日(水)13:30-15:00
■スピーカー
・株式会社HRファーブラ 代表取締役 山本紳也 氏 (http://hrfabula.co.jp/)
・ユームテクノロジージャパン株式会社 カスタマーサクセス 木村麻鈴
■モデレーター
・ユームテクノロジージャパン株式会社 会長 浦山昌志 氏(9/7)
・ユームテクノロジージャパン株式会社 ビジネスプロデューサー 小仁聡(9/9)
■ご参加者
経営、人材開発に携わる方をはじめ、多数の方にご参加いただきました。
これからの時代、何が求められるか:山本氏講演×浦山氏との対談一部シェア
コロナ禍におけるオンライン生活への移行
会社への通勤があると生活の場と仕事の場は「別」で、時間の線引きが明確でした。そんな時代から、仕事と生活の場が一緒になったWork From Homeという働き方に変化しています。
過去、会社に「いる」ことが、仕事をしていることとほぼ同義語でしたが、Work From Homeでは、仕事に場所が存在しなくなったため、仕事は自己責任でするものとなりました。
だからこそ全て自分自身の判断で成果を出すことが求められ、セルフマネジメント能力がより求められるのです。
今までは仕事とは別の開いた時間に行っていた健康管理、家族との時間、趣味の時間などの扱いが変わります。それらと仕事をどのようにバランスをとっていくか、自分で決めてスケジューリングすることになります。
VUCA時代のリーダーシップ
常に状況が変わり続けて明日が見えない時代だからこそ、正解は存在しません。
今までは目標設定、ゴール設定をした上で戦略を立てて実行する時代でありました。しかし、正解のない時代では常にアンテナを張り、得た情報に基づく最善の意思決定をし、迅速に実行することが求められます。
それに伴い、ついていきたいという人物像が変わりました。これからは人の「実績」ではなく、「人」そのものについていく時代です。
自分自身をマネジメントでき、自分自身を理解して語れる、Authentic Leadershipを持ち合わせている人は周りから見ても魅力的に映ります。
——–ニューノーマル時代に求められるAuthentic Leadership———
何にでも、①好奇心/Curiosity・Interestを持ち、②多様性を受容/Diversity & Inclusionすることができ、 その為に、③謙虚さ/Humbleを持ち合わせ、④傾聴/Active Listeningができ、 その上で、⑤倫理観/Ethicalと⑥公平性/Fairnessに基づいた判断ができ、 それが常に、⑦透明・素直/Transparentである
また、VUCAの世の中の変化に常に敏感で、⑧順応性/Adaptability・Flexibility があり、⑨俊敏な変化への対応/Agileができる
そして、その判断と行動の裏には常に不変である、⑩ビジョナリー/Visionaryが 存在している
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人間関係と組織・これからの人事が担う役割
上司が正解を持っていないからこそ、みんなが一緒になって心理的に安全な場で意見を言い合うことが必要になります。そのためには、信頼関係、相互理解、互いを受け入れることが欠かせません。
その構築のためにもオンラインで、いかにツールを使って接触頻度を増やすことができるかが人事には求められます。また、新しい働き方を推進するには、まずは人事自身が変わらなければなりません。変化を起こすには、自分たち自身が取り組まなければ、周りはついていきません。
私たちは固定観念を持っていますが、それらの多くは時代遅れになっています。人は周りから影響を受けながら自分の才能を伸ばしていくのであり、どう成長するかは予測できません。
私たちにできることは、いい土壌を作ってあげることです。
UMUにおけるリーダーシップのあり方、新しい働き方:木村の講演一部シェア
従来の部長、マネージャーという階層はなく、プロジェクトを組んでみんながリーダーの役割を担って全体を巻き込みながら進めており、リーダーの意思決定に基づいて、メンバー全員が迅速に対応しています。例えば、フルリモート勤務となってからはオンラインで完結できるように積極的に新しいテクノロジーを活用したり、「全員が発信者になる」という方針が出された1週間後には、個人個人がFacebook LiveやYoutubeでの発信を始めました。
こういった変化が起きても全員が対応できているのは、コアバリュー浸透ができているからこそです。ポイントは、「何度もコアバリューに触れる機会があること」と、「自分自身でも話すこと」です。
また、変化に対応し続けながら意思決定をしなければいけないため、リーダーシップをとるためには 学び続けることが重要であると感じています。
オンラインではコミュニケーションが減り、他者から学ぶ機会が減ってしまうことが普通ですが、UMUでは以下の工夫をしています。
■他者から学ぶ機会を失わないために、毎日の日報提出、メールやチャット、UMUを活用したナレッジ共有コース作成などで徹底的な情報共有をしています。
■UMU上で「7つの習慣」のコースを受講しています。動画視聴後に、動画に関連した問いに対して自分の考えを投稿します。メンバー全員がお互いの価値観に触れ、コミュニケーションを取り合いながら学習しています。
また、他のメンバーへの働きかけをしやすくするために、週に3回固定のミーティングを設け、対話を通じてチーム意識を高めたり、新入社員がチームに馴染みやすいよう、積極的にUMUを活用しています。
UMUを活用した新入社員受け入れ
(左)既存メンバーからのWelcomeメッセージを載せたUMUのコースです。動画や文章、画像などを使いながら温かいメッセージを新入社員に送っています。
(右)日報提出をUMU上で行います。コメントがしやすく、いいねが押せるため、新入社員は「周囲の人が自分を気にかけてくれている」という安心感を持って業務を進めることができます。
ご参加者様の声
・リーダーとして、自分として、本当に大事にすべきものに腹落ちし、すっきりしました。
・改めて、オーセンティックリーダーシップに注目が集まっているのは共感できました。特に、Empathyが重要と思います。全社的な動きとは異なりリーダーが部分最適化に走っているように感じています。
・正解のない時代のあり方を考えることが出来ました。
・コロナ禍により、より時代が変わったことが鮮明になったと思いました。
・これからの人材育成において大きなヒントをいただきました。
次回セミナーのご案内
「オンライン」で学習や仕事を行うことが当たり前になるに伴い、組織や企業ではオンライン導入による企業内学習のROI(投資収益率)や生産性が気になるところではないでしょうか?
本セミナーでは、弊社ビジネスパートナーの株式会社ビジネスコンサルタント様から梅木優作氏をお招きし、自社内での営業育成の実践例を交えて、さらなる「営業力のBcon強化」をどのように行っているかご紹介します。また、弊社代表の松田からはセールスイネーブルメントの導入をUMUの最新のテクノロジーを駆使しながら、いかに「パフォーマンスにつなげる」を実践するかについて、ご紹介させていただきます。
二人のパネルディスカッションや相談会もございますので、是非ご参加ください。
※「セールス・イネーブルメント(Sales Enablement)」とは、「継続的に営業成果を出し続けるための仕組み」を意味します。
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私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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