【練習が最強】最も効果的なインプットとアウトプットの割合!
皆さんは、仕事の知識や営業スキルなど、何かを学びたい時はどのようにアプローチしますか。
テキストを読んだり、問題を解いたり、練習したりすると思いますが、大多数が「インプット中心の勉強」ではないでしょうか。
適切な「インプット」と「アウトプット」のバランスを取らないと効果が出ない?
実際、ある研究によると、70%がテキストを読むといった「インプットの学習」に当てられていることが分かりました。練習や問題を解くといった「アウトプットの学習」は30%程度だったのです。
しかし、驚くべきことに、インプットとアウトプットの適切なバランスが取れていないと、どれだけ時間を費やして勉強しても、努力に応じた結果が得られないことが研究からわかっています。
同じ時間勉強するのであれば、より高い効果が上がった方が良いですよね。
今回は、科学的に正しいインプットとアウトプットの正しい割合をもとに、どのような勉強方法が一番効果的かをお伝えします。
最も効果的な学習効果を得る、「インプット」と「アウトプット」の比率とは
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士がこのような実験をしています。
小学校3年生から中学校2年生の子ども達を100名ほど集め、人物のプロフィールを暗記してもらいました。
この時、「覚える時間(インプット)」と「練習する時間(アウトプット)」の比率をグループごとに変えて学習させ、その成果を比較しました。
実験結果
その結果、「練習する時間」に70%費やしたグループが最も高い成績を残しました。
この研究から、最も効果的な学習効果を得るには、
「覚える時間」対「練習する時間」の比が『3:7』
であることがわかったのです。
これは、どれだけ時間をかけて勉強をしても、
70%の時間を実践的な練習に充てなければ、学習効果は最大にはならないということを意味します。
誰でも簡単に明日から実施できる学習方法
この学習方法に難しいスキルやテクニックは必要ありません。覚える時間と練習する時間を3:7に調整して学習するだけです。
企業の人材育成・トレーニングに「練習」を取り入れて、学習効果の最大化を目指してみてください。
執筆者プロフィール
株式会社HYBRID THEORYの代表取締役 丸山裕之 氏は、公務員としての経験を持ち、現在は脳科学や心理学に基づいた効果的な学習メソッドの専門家です。社会人向けの研修、組織構築のコンサルティング、学習塾の運営など、科学的アプローチにより多くの成果を上げています。
練習を取り入れたUMUの企業活用事例
UMUは、「練習」を取り入れた学習・トレーニングを実現できます。
UMUを活用して、企業内学習の効果を高められた事例をご紹介します。
株式会社ツムラ様
新人導入教育研修におけるUMU活用事例〜Input偏重型研修からの脱却と、Output重視型研修への転換~
人に「しっかりと説明できる」というアウトプットを重視した研修に取り組んでおり、UMU導入後新入社員向けに実施したMR試験対策模試では、過去にない好成績となりました。
入社2年目の社員の製品教育においてもUMUを活用し、知識定着を促すようなアウトプット中心の仕掛けを設定し、現場に活きる研修へと変化させています。
富士通株式会社様
営業担当者の研修にUMUの段階的な学習システム 「Finplex BOOTCAMP」を採用
「基礎」「応用」「実践」の3段階を設定。
基礎編では「マイクロラーニング」で基礎情報を学び、応用編では、UMUのAIエクササイズを活用しながらケーススタディ学習でお客様への提案・プレゼンテーションを練習。
実践編は、「学んだことを一人が二人に教える」というルールで「学びの輪」を広げながら、学習内容を定着させていきました。
私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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