SIKA Davco、UMUデジタル化学習への転換により社員と代理店の効果的なスキルアップを図る

SIKA Davco Chinaは100年続くSIKA傘下のブランドであり、主に小売業者向けの建築内装のための資材や製品の提供に特化しています。現在、広州に本社を置き、国内に9つの自社工場と、3,000以上の専門店、ネット上に12万の販売店があり、全国的な販売ネットワークを通して、顧客に優れた製品とサービスを提供しています。革新的な技術や信頼できる品質、そして心のこもったサービスで、SIKA Davco防水剤、タイル接着在、パテ、ジョイント剤、モルタル、作業道具などの製品を提供し、幅広い顧客からの信頼を獲得し、長い間中国市場において人気のブランド製品として知られてきました。

 

SIKA DavcoはUMUによってデジタル化学習への転換を図ることで、ベストプラクティスなどを用いて新しい販売スキルを実践し、企業の価値観を代理店に伝えることで求心力を高め、全体の業績を上げました。新しいセールストレーニングや代理店トレーニングの企業文化学習プロジェクトでは、UMUを全面的に活用し、社員のスキルアップのために組織内の情報の流れを加速させ、社員の満足度が向上しました。

 

新しいセールストレーニングでは、SIKA DavcoはUMUを用いてエリートセールスのベストプラクティスを抽出して、マイクロクラスを制作しました。このことによって、新しいセールススタッフは内容をすばやく理解し上達し、わずか1年以内で目を見張る成績を上げ、社内の経営陣やセールスチームから一致した高評価を獲得したのでした。

 

代理店トレーニングでは、UMUが各代理店同士のコミュニケーションの架け橋となり、彼らの相互学習をサポートし、SIKA Davcoとして業界最強の小売ネットワークを構築しました。

 

企業文化プロジェクトでは、SIKA DavcoはUMUの強力な機能を活用して、ライブ放送や評価、意見収集など、積極的に企業文化の宣伝を促進し、社員の結束力を強化しています。

 

インタビュー者:SIKA Davco China HR総裁 蒋海燕 Yuki

整理・編集・組版: UMU

●なぜSIKA Davco Chinaは何年も前からデジタル化への転換を始めたのか?

●UMUのサポートで実施されたプロジェクトは、具体的にどのようにして優れた成績を収めたのか?

●各プロジェクトが業績を向上させる際、どのようにして社員の結束力を強化したのか?

 

今回、UMUはSIKA Davco China HR総裁 蒋海燕Yukiさんにインタビューを行って、UMUとの協力に関するお話などの貴重な実践経験をシェアして頂きました。(2021年5月インタビュー)

 

UMUは先進的なインタラクション設計理念でSIKA Devcoの心を動かした

ーSIKA DevcoはいつからUMUを使用し始めましたか?現在取り組んでいる課題は何ですか?
Yuki: 2016年、SIKA Devcoは「最強の小売ネットワークを構築する」ことを提起しました。これは代理店トレーニングに大きく関わっています。その後偶然UMUと知り合い、2017年の旧正月頃に正式に協力することになりました。

 

当時の主な課題は、それぞれの代理店との連絡が困難ということでした。「最強の小売ネットワークの構築」には迅速に代理店のスキルアップを図る必要があり、そのために発想の転換を図る必要がありました。

正式に契約した当日のYukiのSNS投稿

 
ーUMUのどういった点に心を動かされたのですか?
Yuki: 最もSIKA Devcoの心を動かしたのは、UMUの時代をリードする先進的なインタラクション設計理念です。1つ目に、UMUは気軽で楽しく、そのプロセスに気持ちを伝えることができ、いわゆる「温もりのある学習」を与えてくれる点です。2つ目は、オンライン学習における制限を減らす上で、UMUはインタラクション性が強く、社内で最も望まれていたライブ放送や動画機能などにおいても、コンテンツ作成のための内部知識の抽出や参加者の課題提出が非常に簡単にできるという点でした。

 

セールストレーニング学習から企業文化の構築まで SIKA DevcoはUMUと共にデジタルトランスフォーメーションを促進

ー何か代表的なプロジェクトについて具体的に紹介していただけますか?また、そのプロセスの中でUMUはどんな役割を果たしましたか?

Yuki: UMUと協力してきたこの数年間で、最も成功を収めた代表的なプロジェクトは、新しいセールストレーニングキャンプ「ウルフトーテム」です。このプロジェクトは2018年末に計画が始まり、2019年4月に正式にオンライン化され、現在に至るまで常にアップデートしています。以下にこのプロジェクトの背景やアイデア、実施、結果などについてお話したいと思います。

 

プロジェクト開発の背景

SIKA Devcoは、建築補強材の分野で初めて専門販売店方式で販売を始めた会社だったため、既存の経験や方法を参考にすることはできず、セールススタッフは実践の中で一つひとつ方法を模索していくしかありませんでした。また、Devcoの販売プロセスは非常に緻密で、仕事も非常に忙しく、夜間や週末に顧客や組織を訪問してセールスを行わなくてはなりません。そのため経験豊富な代理店が、自分の方法やスキルを体系的なトレーニングとして新しいセールススタッフに教えることが難しく、現場でランダムに教えていくことしかできませんでした。

このことにより、新しいセールススタッフが入社しても、仕事ができるようになるまでかなり時間が掛かっている状態でした。

 

そのため「ウルフトーテム」は、「忙しすぎて新しいセールススタッフのスキルアップを行えず、理論や知識を伝えることが難しい」という具体的な問題点に切り込むことにした点が、このプロジェクトの直接的な背景です。

 

プロジェクトの考え方と設計

プロジェクトの全体的な考え方は、新人セールストレーニングの問題点にフォーカスし、可能な限り「理論と実際の状況を結び付ける」ことです。SIKA Devcoのセールス業務には、販売店の開拓(開店)、販売店舗ネットワークの開拓(開点)、師範会員の開拓(開会)の3つから成る「三開」と呼ばれるものがあり、これらがセールスで最も頻繁に登場するシナリオです。したがって「ウルフトーテム」では、この3つの主要な項目をもとに関連コースを設計、制作しました。

 

コースの設計および制作時には、各セールス地区からこの3つの項目で優れた人材を選出してもらい、詳細なインタビューや情報収集を行い、エリートセールスの知識を抽出し、日常業務の中で発生する「三開」のために「再現が可能な方法」を練り上げました。

 

エリートセールスは「コンテンツの専門家」であり、学習プロジェクトチームは「マイクロクラスの専門家」です。学習プロジェクトチームはエリートセールスにインタビューをして、知識を抽出し、コースの枠組みを整理して、新しいセールススタッフのスキルアップのための業務のハイライトや、誰にも分かりやすい秘訣などをまとめ、10分間のマイクロクラスを制作します。

 

プロジェクトの具体的な実施プロセス

「ウルフトーテム」プロジェクトチームは3ヵ月を経て、だんだんと理論と実践において優れたエリートセールスを探し出しました。重慶で第1クラスの制作に成功すると、経営会議に参加した人たちは目を輝かせました。そして正式にプロジェクトの部署の設置と実施が開始されました。

プロジェクトの具体的な実施プロセスには、主に3つの特徴があります。

 

①コースコンテンツは宝です:注意力が散漫になる時代において、受講者を引き付けるためには、まずコースコンテンツ自体が優れていて、素晴らしいデザインである必要があり、これは最も基本的なことです。したがってコンテンツを制作する際は細心の注意を払い、品質を保証しなくてはなりません。

プロジェクトチームは「三開」である、販売店の開拓、販売店舗ネットワークの開拓、師範会員の開拓を三大テーマとして、セールスシナリオをまとめ、見直し、インタビューを実施しました。コンテンツには、代理店や優れたセールス訪問のインタビュービデオ、知識学習の強化、書類の読み方の補足、シナリオシミュレーション練習などを含んでいます。リアルで動きのあるシナリオを共有することで、新しいセールススタッフが方法やスキルなどすぐに用いることができる内容を学ぶことができます

 

②適切なプラットフォームの導入:優れたコースコンテンツには、効果的な教育をサポートするためのプラットフォームが必要です。UMUはそれが実現可能なプラットフォームであり、UMUを通してタスクを割り当て、学習と課題の提出を行うことで、相応のポイントを獲得できるようにしました

社員の学習プロセスでも、UMUなら直観的に評価を行うことができるので、労働力を節約することもできます。特にAIスライド課題によって、効率が明らかに向上し、時間や精神コストも省くことができ、客観性や信頼性が増しました。受講者に関して言えば、効率的でタイムリーなフィードバックによって、自分と優れた社員の違いを一目で確認することができるので、自己改善に役立ちます。

 

③優れた運営メカニズム:UMU上での社員の学習状況は、作業パフォーマンスに関する総合評価のための重要な学習指標になります。このことは優れた運営やインセンティブ型のメカニズムを形成します。

 

「ウルフトーテム」プロジェクトは、年間に3~4回のクラスが行われ、クラスの最後にはUMUの学習状況と実際の作業パフォーマンスに基づいて優れた社員が選出され、2日間の「オフライン学習ワークショップ」に参加することができます。このワークショップ開催前に、参加者たちはオンライン学習を共に行い、さらに直接Yuki総裁と会って交流を図ることができるのです。

第1回SIKA Devco Chinaウルフトーテム優秀社員ワークショップ記念撮影

 

総裁が自らオフライン学習ワークショップに参加する際は、実際に現場で優秀社員の報告に耳を傾け、コメントや質問に答えます。入社して1年も経っていない社員が総裁とすぐ近くで会って交流・発表を行ったり、新しいセールススタッフが激励されたりすることはとても効果的で、総裁自身も優れた社員たちの人となりを知る機会となり、双方とも素晴らしい体験ができます。

 

プロジェクトの結果と成果

このプロジェクトの担当者も「優秀社員」の称号を獲得し、プロジェクト自体も総裁から何度も表彰されています。また総裁から「いいね」をもらった社員たちも「入社して1年も経たないのにこのように発言することができる」ことにとても喜び驚いています。特に、彼らが1年に1度開催される社内の年次式典に参加できるということは特別で、通常の会社であれば入社1年以内の社員には参加資格すらないのです。

 

その他の業務部門やプロジェクトチームにも、同じような方法でスキルアップチームメンバー方式を採用してほしいというリクエストがHR部門に寄せられています。このことからも、UMU上での「ウルフトーテム」プロジェクトの試みは、SIKA Devcoがこの体系的なアイデアを他のプロジェクトに適応することで、同様に良い効果を上げることができる「再現可能な方法やシステム、メカニズム」の企業学習を形成することができたことを示しています。

「ウルフトーテム」学習プロジェクトのスクリーンショット:Devcoウォーウルフの構築

 

ーセールストレーニングの他にも、UMU上でどのような種類のトレーニングを行っていますか?

Yuki: UMU学習プラットフォームは、主にセールストレーニングを含めて、代理店トレーニングと企業文化の促進にも活用しています。新人セールストレーニングプロジェクト「ウルフトーテム」と、代理店トレーニング「ダヴィンチ」の他にも、企業文化やイベントプロジェクトなどで双方向ライブ放送やアセスメント、意見収集などにも応用しています。

 

企業文化プロジェクト全体は「愛玩(楽しいこと好き、遊び好き)」と呼ばれており、社内学習プラットフォームのホームページでもお勧めに設定されており、独立したモジュールになっています。例えば、毎年3月8日の国際女性デーには、このモジュールでUMUライブ放送や各双方向セッションが開催されます。

 

企業イベントは「愛社団(コミュニティ好き)」と呼ばれ、社員たちが自分の趣味に応じてコミュニティを組織し、UMUに毎月の活動をビデオ形式でアップロードします。そして、社員たちがその中から最も優れたビデオを選び、報奨金が授与されます。これには同じ趣味を持つ社員たちがUMUを通して組織活動を行い、団結力を高めるために会社が出資しているのです。

 

企業文化プロジェクトや企業イベント以外にも、UMUを活用して意見を収集し、コミュニティスキルを上げる「錬金術」と呼ばれる活動も行っています。会社は毎年、戦略の実施に関するディスカッションを行う際、UMUを活用して社員の意見を収集・取りまとめ、ディスカッション担当者が「ゴールデンアイデア」を選出します。

ー学習プラットフォームは、ビジネス全体にどのように役立っていますか?使用体験や社員からの評判はどうですか?

Yuki: UMU学習プラットフォームはSIKA Devcoのセールス業務の順調な発展を含め、企業文化を効率的に伝達するといったように業務全体を支え、促進しています。ユーザーエクスペリエンスの観点では、コンテンツ制作者と受講者の両方から良い感想が上がっています。

 

UMU学習プラットフォームを導入してから、SIKA Devcoのオンライン双方向学習の環境が整い、デジタルトランスフォーメーションが進み、コロナ禍においても直接的に協力にサポートを提供することが可能になりました。

 

UMUはあらゆる局面を考慮して、さまざまな学習リソースを簡単に作成でき、双方向機能が使いやすいように設計されています。例えば、私たちの初期プロジェクトの代理店トレーニング「ダヴィンチ」では、携帯電話ですばやくライブ放送を開始することが可能です。

 

「ダヴィンチ」プロジェクトは、UMUライブ放送を通じて小売ネットワークを構築することで、代理店が他の代理店とお互いに学び合い、進歩することでスキルアップを図ることができます。このプロジェクトによる初期の試行錯誤に基づき、経験を蓄積し、後の「ウルフトーテム」学習プロジェクトの確固たる基盤が築かれたのでした。

総じて言うと、UMUは社員に「学ぶことの楽しさ」を覚えさせ、常に高評価を得ています:

 

“ウルフトーテムは、「学びの最初のレッスンです」。会社の企業文化やさまざまなエリアの同僚の優秀な作業事例を迅速に理解することができ、マーケット開拓の考え方を拡張し、明確な仕事の方向性を示してくれます”

 

“私はウルフトーテム”を通して、SIKA Devcoの社風に溶け込んでいく中で、代理店のビジネスモデルがどうやって発展し、機能しているのかが明確になりました。このことは、これからのマーケットの動きを知る上で参考になりました。“

 

“知識、システムそうだ、マーケットの困難や問題点などが、すべてこの中で参照、学習することができ、後に現場の実際の状況と組み合わせ、エリアに応じた専門知識を用いて、マーケット管理とコントロールが可能になりました”(コピー、編集済み)

 

 

デジタル化の時代に人材育成チームはどうやって社員のスキルアップを図ることができるか

ー人材育成チームはどんな役割を果たし、これからの業務のためにどのようなスキルを身に付けていけば良いでしょうか?

Yuki: 人材育成チームはデジタル化時代にどのようにして社員のスキルアップを図れば良いかに関して言えば、確実な要求があります。これから必要なスキルはテクノロジー面の向上ですが、それと同時にテクノロジーがどんなに発展し、私たちに影響を与えたとしても、依然として「人が中心」でなければなりません

 

①業務を理解する必要があります。それは文字通りの意味だけでなく、交流やディスカッションを通して、自分自身の観察や感情を理解し、それが何であるか、どうしてなのかを知りましょう。例えば、会社の戦略に合ったビジネスの法則、戦術の実行、ハイパフォーマーの行動がどんなスキル基準に合っているか、これらのスキル基準を再現するのであればどうやってより効果的に促進できるかなどを考えましょう。

こういったことに基づいてUMUのような最適なプラットフォームツールを活用してビジネスを発展させることも大切です。テクノロジーの利点を活用し、会社の戦略や戦術、優秀な社員のベストプラクティスの実践、推進力などの優れたスキルを再現できるようにしましょう。

 

②「とりあえずやってみる」のはやめましょう。人材育成の仕事は多くの場合、組織やルールを設定する立場で行います。泳げないならば、まずはマニュアルを読み、その後池で泳いでいる人を実際に岸辺から観察し、その身振り手振りを学びます。

つまり、ビジネスの基礎を理解したら、全身全霊で取り組み、実際の業務シナリオにおいて内部顧客と共に苦労を経験することで、共に成長できるのです。

 

③企業文化の伝承者になりましょう。自分の身を持って、社員にどのような考え方や行動が「簡単で、協力的で、向上心がある」のかを示します。そうすることで初めて他の人たちに同じ価値観を持って実践させることができるのです。

 

④温かみのあるHRになりましょう。個人レベルで社員に思いやりを感じてもらえるようにしましょう。社員のプレッシャーや迷いを理解し、注意を払い、サポートし寄り添うことで、努力や献身を行えば、必ず報われると信じてもらえるようにしましょう。

 

最後になりますが、今後UMUとの連携がより緊密になり、UMUがより発展していくことを願っております。

 

 

インタビュー後記

2021年3月UMUの「学習の再定義」に関するカンファレンスで、SIKA Devco Chinaは「最優秀学習組織大賞」を受賞しました。インタビューを通して最も印象的だったのは、SIKA Devcoのビジネスに対して常に切磋琢磨する姿勢や企業文化の継承、「人を重視する」姿勢でした。各学習プロジェクトは、UMUを通して社員のスキルアップを心掛け、人と人とのつながりを構築し、優れた人たちから学び、「最強の小売ネットワークを構築する」という目標を一歩一歩実践しています。

 

UMUはこれからもパフォーマンスラーニングやAIスキル学習などの分野に引き続き取り組み、製品の提供とアップグレードを推進します。また、学習テクノロジーを通して、企業の学習効果と社員のパフォーマンスを向上させ、より多くの企業が効果的な学習プラットフォームと学習エコロジーを構築できるようにサポートを続けます!

 


私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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