AIの力で企業の学習イノベーションを起こす:UMU AIがATD2021中国サミットにデビュー

2021年6月15日から17日まで、「テクノロジーの力で飛躍する」をテーマにしたATD2021中国バーチャルサミットが開催されました。このサミットにおいて、UMUの創始者・李東朔氏は、ATDの総裁兼CEOのTony Bingham氏とATDのベテラン講師である蘇文華博士と共に会談を行い、ATD上海(6月22日)と北京(6月23日)のオフライン共有セッションで、テクノロジーを活用して人材開発や学習発展の分野で、企業に価値のあるイノベーションをもたらすための「企業内学習の再定義」をテーマに発表を行いました。

 

1.李東朔氏とTony Bingham氏の対談 人材開発スキルのためにテクノロジーを活用する

サミットのオープニングを飾ったのは、UMU創始者・李東朔氏とATDの総裁兼CEO・Tony Bingham氏のCEO対談でした。一同は人材開発のこれからとテクノロジーが与える影響について話し合いました。以下に対談の名言を抜粋しました

 

今までのオンライン学習やEラーニングは「アナログ回路」時代の産物でした。そして今のインターネットとAIを通して実現された新しい人材開発モデルは「デジタル回路」時代と「AIコア」時代に突入しました。これは「原始時代からアナログ回路」、「アナログ回路からデジタル回路」、「デジタル回路から人工知能」への3段階の大きな飛躍でもあります。

テクノロジーは、すでに発展しているとはいえ、現時点でテクノロジーの応用に関しては、まだ比較的初期の段階だと言えます。私はこれからさらに深く具体的な応用が進んでいくと信じています。それは段階的に起こるというよりも、より柔軟に起こっていくでしょう。

 

 

科学技術は仕事に変化をもたらしました。過去10~20年間、私たちはテクノロジーが仕事の助けになると言及してきました。現在、こういったコンテンツは増加し続けています。そしていまだにテクノロジーは多くの仕事に変化を起こしています。

 

振り返ってみると、テクノロジーの進歩こそが革新的なビジネスチャンスを創造してきたことが分かります。しかしこれらの仕事は以前のものと違います。現在、AIであれ、ロボットによるオートメーション化であれ、それらは社会の発展と変化を推し進め続けています。 AIは単なる人工知能ではなく、より強化された知能でもあります。私たちはいかにテクノロジーを活用して、より多くのチャンスと価値を生み出せるかを知る必要があるのです。

例えば以前なら、財務関係者はローカルホストコンピューターの表計算でデータ処理を行っていました。テクノロジーの進歩に伴い、作業内容に変化が生じました。人材開発もテクノロジー分野を補うことで、その仕事上にも進化が起こりました。

現在では、AIを活用することで、パーソナライズ学習を実現させることができるようになりました。テクノロジーを活用すれば、学習コンテンツの伝達や評価がより良く行えるようになります。かつてAIは私たちの想像の中にのみ存在していましたが、今やAIの応用が現実となったのです。

 

これからの事を考える時、まず企業の学習文化を考慮し、自分自身のテクノロジーに対する準備度について考慮する必要があります。

私たちは、皆に自己学習と向上意識を持ってもらうように、人材開発と協力して成長を実現できるように、学習者の自主学習と成長に関わる習慣を育成し続けなくてはなりません。

私たちは技術開発の昔と今について話し合いました。私は、これからも刻々と変化し続ける環境の中で、技術はさらに進歩し続け、私たちはこの変革に常に備える必要があると信じています。

 

 

2.UMU AI音声スライドを正式発表 ATDカンファレンスに初めての「バーチャル講師」登場

UMUの創始者である李東朔氏はこのサミットで、「学習の再定義」をテーマにスピーチをし、UMU AIを効果学習において全方向位に応用できるということや、AI音声スライド機能を正式に発表し、参加者にUMUがテクノロジースキルを通して、効果的な学習、講師の生産性や全体的なコストなどを改善することができることを共有しました。

 

人材開発業界には「不可能の三角形」というものがあります。

これは、「学習効果」、「全体的なコスト」、「講師の生産性」という3つの要素の間に存在する「お互いに互換関係にあり、お互いに妥協関係にある」という矛盾した関係を指しています。

この考え方では、1つまたは2つの要素について妥協することで、他の1つの要素を向上させるやり方で、学習プロジェクト設計や配布を行いますが、これには妥協が伴うため、全体の満足度を高めることができません。

 

2015年の設立以来、UMUは「テクノロジー×シナリオ」の方式で、この3つの要素をより良く向上させ、テクノロジーを活用して、人材開発を行い、学習発展に大きなイノベーションを起こすことに取り組んできました。

 

最近UMUは、講師が正式なプロフィール画像とコンテンツ原稿をアップロードするだけで、UMU AIが自動的に字幕付きスライドを生成し、たった数分ですばらしいビデオコースが作成できるAI音声スライド機能を正式に発表しました。

AI技術を通して、「バーチャル講師」の授業シナリオを実現させ、さらにトレーニング講師の教育コストを節約し、効率を高めるための進歩を果たしました。

 

 

これから必要とされるのは、テクノロジーや、教育方法、学習方法を優れたコンテンツと完璧に組み合わせることです。また、コンテンツ制作だけに注目するのではなく、教育科学や学習科学に基づいて、人材評価や診断、学習プロジェクトの設計や配布、運営を行うための教育方法や学習法に注目する必要があります。

これらの美しいビジョンは、全て実際のテクノロジーによって実現する必要があるのです。

 

3.李東朔氏と蘇文華博士のオンラインインタラクション UMUを活用して、インテリジェントな効果学習を推進する

スピーチ後、李東朔氏は引き続き、ATDのベテラン講師である蘇文華博士とのオンラインセッションに入り、uShowやUMU評価、UMUラーニングサークルなどの話題について広範囲に議論を行いました。

以下は、このインタラクティブセッションの質疑応答から抜粋しました。

UMUでは、どのような企業学習とトレーニングの理念を提唱していますか?

 

UMUでは、「測定するー教えるー学ぶー練習するー応用する」という学習理念を提唱しています。

企業にはさまざまなトレーニング/学習方式があり、大まかに分けて同期型パーソナライズ学習(対面指導)、非同期型パーソナライズ学習(一人ひとり異なるマイクロラーニング)、同期型標準トレーニング(教室での講義)、そして非同期型標準化トレーニング(オンライン学習プログラム)の4つのマトリクスがあります。

 

標準化トレーニングをみてみると、今まで企業は、教室で講義する標準的なトレーニングやライブ放送、ビデオ会議などを多く採用してきましたが、これらのコースを作成するために、多くの時間とエネルギーが必要でした。

UMUAI音声スライド機能ならば、コースの作成時間とコストを節約でき、効率の向上を実現できます。

パーソナライズ学習をみてみると、UMUが2021年にリリースした”uShow AI”は人と人が対面で行ってきたコーチングを、AIアルゴリズムを活用することで、講師が協力することでさらに深いパーソナライズされたコーチングを行うことができるようにしました。

 

他にも、UMUは評価を通じて、私たちの欠点を把握し、パーソナライズ学習を推進し、学習の有効性を高めます。同時に、ラーニングサークル機能のリリースによって、UMUは学習サイクルエコロジーの理想の姿を構築しました。

 

 

UMUが2021年にリリースしたuShowは2017年にリリースしたAI練習のどの箇所がアップデートされたのですか?

 

uShowはAIディープラーニングの技術を用いて、企業内の優秀なセールススタッフのトーク事例を分析し、その中から一番のセールストークモデルを抽出し、セールストレーニングの評価基準として用いました。

 

AI分析エンジンは、優れたセールストークにおいて、例えばFAB(特徴・利点・利益)を考慮しているか、どんな説明方法をしているか、どんなキーワードがあるか、顧客に製品の特徴や利点、利益を伝えられているかを識別することができます。これには、言葉だけでなく、感情表現や動作なども含まれています。

企業内のすべてのセールススタッフは、他の人の力を借りることなく、同じモデルを通して自主練習を行うことができます。これからの大規模なセールストレーニングは自動化やインテリジェンスの特性を備えることで、トレーニングの作業能力のボトルネックを突破し、持続性をもつ必要があります。

 

 

UMU評価は、どのようにターゲットを絞り、どうやってより科学的な学習効果を保証することができるのでしょうか?

 

 

UMU評価は、企業内で不可欠な部分に焦点を当てています。

 

「人事能力評価」は、よりすばやく効率的な方法を提供します。企業は評価モデルやプロセス、データなど、独自の状況に柔軟に合わせた自社の評価プランを、UMU学習プラットフォームに設定することができます。

 

 

UMUラーニングサークルと従来のWeChatグループは何が違うのですか?

 

UMUラーニングサークルはAIとコミュニティ学習をベースにした、毎日の学習のソリューションです。ユーザーは複数のラーニングサークルに登録することができ、参加者同士が対話したり、インタラクションを行ったりしながら、学習の流れを形成します。UMUはより多くの企業のKOL達がラーニングサークルを作成し、異なるラーニングサークルに参加することで全く新しい学習形態を形成することを奨励しています。

 

UMUの学習と製品理念は、すでに多くの顧客に検証が実践されています。現在200を超える国と地域の最先端企業や、数十万の学校、数百万の教師、7,000万を超えるユーザーが、UMUの製品とサービスを利用しています。

 

 


これから、UMUはテクノロジーイノベーションを通して、製薬業界や教育、小売、製造、金融などの業界の専門家、トレーナー、教育者の満足度を向上させ、各業界のより良い発展を目指しています。

 

 


私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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