【未経験から営業への転身、大変だったことは?】第2位「お客様の課題をうまく引き出せない」(35.7%)、第1位は?
〜9割以上が「営業職」に転身後、苦労を経験〜
営業パーソンに向けたバイブル書『センスなし、根性なしでも売れる!マンガで学ぶ!営業の超基本』(https://www.amazon.co.jp/dp/4910017224)を執筆した小松麻美が取締役を務めるユームテクノロジージャパン株式会社は、営業職以外を5年以上行い、その後直近3年以内に未経験の営業職として人事異動もしくは転職した方108名を対象に、未経験から「営業への転身」に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
調査概要
調査名 :未経験から「営業への転身」に関する実態調査
調査対象 :営業職以外を5年以上行い、その後直近3年以内に未経験の営業職として人事異動もしくは転職した方
調査期間 :2022年5月13日〜5月16日
調査方法 :インターネット調査
有効回答数 :108回答
実施機関 :株式会社IDEATECH
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません
転身前の「営業職」へのイメージ、「ネガティブ」が55.6%
「Q1.営業への転身前に「営業職」に対して持っていたイメージを教えてください。」(n=108)と質問したところ、「ネガティブ」が15.8%、「どちらかというとネガティブ」が39.8%という回答となりました。
・ネガティブ:15.8%
・どちらかというとネガティブ:39.8%
・どちらかというとポジティブ:24.1%
・ポジティブ:15.7%
・どちらともいえない:4.6%
「営業職」へのポジティブイメージの理由、6割以上が「成果が目に見える」と回答
Q1で「ポジティブ」「どちらかというとポジティブ」と回答した方に、「Q2.どのような点で、営業職に対してポジティブなイメージを持っていたか教えてください。(複数回答)」(n=43)と質問したところ、「成果が目に見える」が62.8%、「お客様と直接関われる」が60.5%、「やりがいがある」が55.8%という回答となりました。
・成果が目に見える:62.8%
・お客様と直接関われる:60.5%
・やりがいがある:55.8%
・個人の裁量が大きい:34.9%
・コミュニケーション能力が鍛えられる:30.2%
・給料が高い:23.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
他にも「自分のペースで働ける」や「やったらやった分だけ成果として返ってくる」などのポジティブイメージも
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、営業職に対してポジティブなイメージを持っていた点があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=43)と質問したところ、「自分のペース」や「やったらやった分だけ成果として返ってくる」など27の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・40歳:自分のペースで働ける。
・32歳:やったらやった分だけ成果として返ってくること。
・30歳:自由。
・32歳:目標がある。
・47歳:お客様に喜んでもらえるから。
・48歳:自分の感性がそのまま仕事に繋がるから。
「営業職」へのネガティブイメージの理由、半数以上が「ノルマがきつい」と回答
Q1で「ネガティブ」「どちらかというとネガティブ」と回答した方に、「Q4.どのような点で、営業職に対してネガティブなイメージを持っていたか教えてください。(複数回答)」(n=60)と質問したところ、「ノルマがきつい」が56.7%、「売上にこだわらなければいけない」が46.7%という回答となりました。
・ノルマがきつい:56.7%
・売上にこだわらなければいけない:46.7%
・自分には向いていない:36.7%
・コミュニケーション能力が問われる:36.7%
・営業先から冷たい態度を取られる:26.7%
・残業が多い:13.3%
・その他:1.7%
・わからない/答えられない:0.0%
他にも「色々な部署との調整での気苦労」や「常に数字責任が問われる」などのネガティブイメージも
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、営業職に対してネガティブなイメージを持っていた点があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=60)と質問したところ、「色々な部署との調整での気苦労」や「常に数字責任が問われる」など27の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・44歳:色々な部署との調整での気苦労。
・38歳:常に数字責任が問われる。
・42歳:ノルマが達成できないと、会議で怒られたり査定に響く。
・28歳:上司に詰められる。
・34歳:土日返上。
・36歳:何度も電話をしなくてはならず、売るために他社を蹴落としたり、良いと思っていなくても良いとして売らないといけない。
「営業職」への転身が決まった時、「転職を考えた」や「とにかくがむしゃらにやるしかない」などの心境の声
「Q6.あなたは、実際に「営業職」への転身が決まった時、どのような気持ちでしたか。(自由回答)」(n=108)と質問したところ、「転職を考えた」や「とにかくがむしゃらにやるしかない」など68の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・42歳:転職を考えた。
・30歳:とにかくがむしゃらにやるしかない。
・43歳:仕事だからしょうがないと思いつつ、不安だった。
・46歳:希望が叶い嬉しかった。
・35歳:自分のコミュニケーション能力を活かしたいという気持ち。
・44歳:少し憂鬱。
・40歳:キャリアアップを考えると致し方無かったので、嬉しいは嬉しかった。
9割以上が「営業職」に転身後、苦労を経験
「Q7.「営業職」に転身して働く中で、大変だったことはありますか。」(n=108)と質問したところ、「かなりある」が37.0%、「ややある」が53.7%という回答となりました。
・かなりある:37.0%
・ややある:53.7%
・あまりない:6.5%
・全くない:0.9%
・わからない/答えられない:1.9%
営業職で苦労した点、「アポが取れない」(44.9%)や「お客様の課題をうまく引き出せない」(35.7%)の声
Q7で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q8.「営業職」に転身して働く中でどのような点が大変だったか、教えてください。(複数回答)」(n=98)と質問したところ、「アポが取れない」が44.9%、「お客様の課題をうまく引き出せない」が35.7%、「相手に響く営業トークができない」が33.7%という回答となりました。
・アポが取れない:44.9%
・お客様の課題をうまく引き出せない:35.7%
・相手に響く営業トークができない:33.7%
・クロージングができない:30.6%
・提案時に緊張してしまう:24.5%
・アイスブレークが難しい:19.4%
・顧客から信頼してもらえない:19.4%
・その他:8.2%
・わからない/答えられない:1.0%
他にも「顧客と社内に挟まれ、毎回調整が大変」や「お客様からのクレーム対応」など苦労の声も
Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、「営業職」に転身して働く中で大変だったことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=97)と質問したところ、「顧客と社内に挟まれ、毎回調整が大変」や「お客様からのクレーム対応」など54の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・30歳:顧客と社内に挟まれ、毎回調整が大変。
・32歳:お客様からのクレーム対応。
・43歳:覚えることが多い。
・38歳:正解がない中でもがかないといけない。
・40歳:成績伸びない。
・32歳:慣れない営業先に行くと緊張する。
・39歳:コミュニケーションミスがたまにある。
・44歳:理不尽な要求を受けざるを得ない状況があった。
「営業職」転身で大変だった状況を乗り越えたコツ、「営業が上手い人のマネをする」や「知識もだか、成功より失敗の経験を積む事」など
Q7で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q10.未経験からの「営業職」への転身で、大変だった状況をどう乗り越えたか、教えてください。(自由回答)」(n=98)と質問したところ、「営業が上手い人のマネをする」や「知識もだか、成功より失敗の経験を積む事」など56の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・40歳:営業が上手い人のマネをする。
・39歳:知識もだか、成功より失敗の経験を積む事。
・42歳:販売する商品知識やお客さまとの信頼関係の構築。
・33歳:とにかく周りの人と雑談して雑談能力を高める。
・35歳:先輩を頼る。
・38歳:やるべきことを明確にして地道にやっていく。
・46歳:しっかりと戦略を取るようになったこと。
・39歳:粘り強さが大事。
まとめ
今回は、営業職以外を5年以上行い、その後直近2年以内に未経験の営業職として人事異動もしくは転職した方108名を対象に、未経験から「営業への転身」に関する実態調査を実施いたしました。
まず、転身前の「営業職」へのイメージを伺うと、55.6%が「ネガティブ」のイメージを抱いていることが判明しました。「営業職」へのネガティブイメージの理由を伺うと、半数以上が「ノルマがきつい」と回答しており、他にも「色々な部署との調整での気苦労」や「常に数字責任が問われる」などが挙がりました。
一方で、「営業職」へのポジティブイメージを抱いていた方へ理由を伺うと、6割以上が「成果が目に見える」と回答しました。他にも「自分のペースで働ける」や「やったらやった分だけ成果として返ってくる」などのポジティブな理由も挙がりました。
次に、「営業職」への転身が決まった時の気持ちを伺うと、「転職を考えた」や「とにかくがむしゃらにやるしかない」などの心境を吐露しました。また、9割以上が「営業職」に転身後、苦労を経験しており、営業職で苦労した点として「アポが取れない」(44.9%)や「お客様の課題をうまく引き出せない」(35.7%)という意見が多数挙がり、他にも「顧客と社内に挟まれ、毎回調整が大変」や「お客様からのクレーム対応」なども挙がりました。
「営業職」への転身で大変だった状況を乗り越えたコツとして、「営業が上手い人のマネをする」や「知識もだか、成功より失敗の経験を積む事」などが挙げられました。
今回の調査では、営業未経験にとって営業職はネガティブなイメージを抱く傾向にあり、営業職に転身が決まった際に不安を感じた経験を持つ人が多いことが分かりました。一方で、営業職の成果が目に見える点にポジティブなイメージも抱かれており、営業職に転身して大変さを感じつつも、自分なりのコツを覚えることで不安を乗り越えられていることが分かりました。営業職は、ハードな仕事のイメージが先行しがちではありますが、コツや基本を覚えることにより、出来る営業として活躍するスピードが早まりそうです。成果が目に見えて分かる営業職だからこそ、コツさえ掴むことが出来ればやりがいを感じて楽しめる仕事と言えるのではないでしょうか。
『センスなし、根性なしでも売れる!マンガで学ぶ!営業の超基本』
本書は、「営業が苦手」「どうすれば売れるのかわからない」と悩んでいるビジネスパーソンに向け、デザイナーから営業に転身後、営業未経験の1年目で売上1億円超えを達成し、トップセールスとなった著者である小松の実体験及び、多くの企業様の営業教育を支援してきたオンライン学習プラットフォーム「UMU」の知見から、「これだけやれば売れる!」という「超基本」の営業ノウハウと、それを確実に身につけるためのスキルアップのテクニックについて解説した書籍です。
※一部抜粋
営業は、コツさえつかめば誰でも成果を出せます。ひとつの学びが実を結び、学ぶことがもっと楽しくなる。そんな好循環が売上という成果につながっていきます。本書が、これから営業にチャレンジしていくZ世代の方や、営業という仕事に自信を持てない方の肩にそっと手を添えるような存在になれたとしたら、著者として望外の幸せです。
タイトル:センスなし、根性なしでも売れる!マンガで学ぶ!営業の超基本
ページ数:216ページ
定価 : 1,600円+税
著者 :小松麻美
監修者 :今井晶也
マンガ :ひらのんさ
発行人 :津嶋 栄
発行 :株式会社フローラル出版
発売日 :2022年2月15日
販売場所:全国の大型書店やオンライン書店及び、Amazonにて販売
Amazon URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4910017224
私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
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