【育休明けの仕事に立ちはだかる壁】育休から復帰した女性77.7%が、復帰後「壁」に直面 「これまで積み上げたポジションの維持」に苦悩の声多数
~育休復帰後、「業務の進捗を周りと積極的に共有した」という声も~
営業パーソンに向けたバイブル書『センスなし、根性なしでも売れる!マンガで学ぶ!営業の超基本』(https://www.amazon.co.jp/dp/4910017224)を執筆した小松麻美が取締役を務めるユームテクノロジージャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松田しゅう平、https://www.umujapan.co.jp、以下、ユームテクノロジージャパン)は、直近1年以内に育休が明けて正社員(総合職)として職場復帰した女性108名を対象に、育休復帰後の「壁」に関する調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
人事の方必見!調査レポートのダウンロードはこちら:
https://umujapan.co.jp/download/ikukyuu_zyosei_hukki/
調査サマリー
調査概要
調査概要:育休復帰後の「壁」に関する調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®️」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月11日〜同年7月11日
有効回答:直近1年以内に育休が明けて正社員(総合職)として職場復帰した女性108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ユームテクノロジージャパン株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://umujapan.co.jp/
育休復帰後、女性の約8割が「壁」に直面
「Q1.あなたは育休から復帰した後に「壁」に直面した経験はありますか。」(n=108)と質問したところ、「かなりある」が24.0%、「ややある」が53.7%という回答となりました。
・かなりある:24.0%
・ややある:53.7%
・あまりない:7.4%
・全くない:4.6%
・わからない/答えられない:10.2%
約半数から「育休前に積み上げたキャリア/ポジションが維持されない」と悩みの声
Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q2.育休復帰後に、どのような「壁」に直面したことがあるか、教えてください。(複数回答)」(n=84)と質問したところ、「育休前に積み上げたキャリア/ポジションが維持されない」が46.4%、「事業や会社の方向性がつかめない」が27.4%、「今までのスキルや経験が活用できない」が25.0%という回答となりました。
・育休前に積み上げたキャリア/ポジションが維持されない:46.4%
・事業や会社の方向性がつかめない:27.4%
・今までのスキルや経験が活用できない:25.0%
・時短勤務に対して職場の理解がない:23.8%
・自分の成果が評価されない:22.6%
・任される仕事のレベルが下がった:21.4%
・職場の態度が育休前と異なる:13.1%
・その他:11.9%
ー34歳:以前していた業務を手際よくこなせない
ー37歳:子供の病気による早退や欠勤が増える
ー33歳:子どもの休みの予測が立てられず、仕事が計画通りにいかない
・わからない/答えられない:2.4%
他にも「同期のスキルに到達できない」や「仕事内容が変わっていて覚えることが多く、育児との両立が難しい」などの悩みも
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、どのような「壁」に直面したことがあるか、自由に教えてください。(自由回答)」(n=82)と質問したところ、「同期のスキルに到達できない」や「仕事内容が変わっていて覚えることが多く、育児との両立が難しい」など50の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・39歳:同期のスキルに到達できない。
・34歳:仕事内容が変わっていて覚えることが多く、育児との両立が難しい。
・33歳:育休前より給与が下がった。求められるスキルが急に高くなったものの、それに伴う仕事量をもらえなかった。
・36歳:子どもの急な体調不良等で思ったように仕事が進まない。
・34歳:同じ量の仕事をしていても、短時間というだけでフルタイムと同等に評価されない。
・34歳:同僚とのコミュニケーションがはかりづらい。
・35歳:時間に追われている時短のため参加できない打ち合わせがある。
・36歳:同じチームにいたのに、やる業務を思い出せない。ついていけない。
直面した「壁」を乗り越えるために、育休復帰後、65.5%が「周囲への感謝を伝える」ことを意識
Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q4.直面した「壁」を乗り越えるために、育休復帰後に意識したことを教えてください。(複数回答)」(n=84)と質問したところ、「周囲への感謝を伝える」が65.5%、「夫婦で家事を分担する」が39.3%、「頑張りすぎない」が39.3%という回答となりました。
・周囲への感謝を伝える:65.5%
・夫婦で家事を分担する:39.3%
・頑張りすぎない:39.3%
・育休前よりも周囲に気を配る:35.7%
・家族や友人に相談する:16.7%
・その他:3.6%
ー33歳:同僚や同じ境遇の同僚に相談する
ー33歳:人事に相談
・特にない:2.4%
・わからない/答えられない:1.2%
育休復帰後、「業務の進捗を周りと積極的に共有」や「わからないことは素直に聞く」などを意識した女性も
Q4で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、直面した「壁」を乗り越えるために意識したことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=81)と質問したところ、「業務の進捗を周りと積極的に共有した」や「わからないことは素直に聞く」など42の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・39歳:業務の進捗を周りと積極的に共有した。
・34歳:わからないことは素直に聞く。
・44歳:壁を乗り越える、というよりもある程度割り切って給料分の仕事をするという意識になりました。
・30歳:普段から他の方とコミュニケーションを取ることを心がけた。
・29歳:人に積極的に頼る。
・34歳:適度なガス抜きでストレスをためない。
・37歳:仕事が出来ないのを子どもを理由と思われ無いように、倍働くようにした。
・39歳:急に休んでも大丈夫な様に、引き継ぎ事項を必ずわかる様にしておく。
「夫の家事の手伝い」が育休復帰した際に助けになったと約6割が回答
「Q6.育休から復帰した際に助けになったことがあれば教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「夫の家事の手伝い」が53.7%、「育休前と同じポジションでの復帰」が36.1%、「上司との密なコミュニケーション」が31.5%という回答となりました。
・夫の家事の手伝い:53.7%
・育休前と同じポジションでの復帰:36.1%
・上司との密なコミュニケーション:31.5%
・家族との時間の確保:27.8%
・育休後にスキル面におけるリハビリの期間があった:16.7%
・職場による現在の会社や事業についての説明:12.0%
・その他:3.7%
ー48歳:保育園の保護者との交流
ー41歳:育休中の同僚とのコミュニケーション
ー34歳:テレワーク
ー38歳:同僚の理解
・特にない:5.6%
・わからない/答えられない:4.6%
他にも「在宅勤務」や「同僚のフォロー」などが助けになったという声も
Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、育休から復帰した際に助けになったことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=97)と質問したところ、「在宅勤務」や「同僚のフォロー」など47の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・39歳:在宅勤務。
・38歳:同僚のフォロー。
・39歳:ポジションを用意してくれた。
・40歳:同じ立場の同僚と話す時間。
・39歳:お金で時間を買えるサービス(買い物や掃除など)を利用した事。
・43歳:義理の父母が子供を預かってくれたこと。
・28歳:上司の理解。
・39歳:仕事の確認事項を丁寧に改めて教えてもらい、思い出す時間を与えてくれた。
まとめ
今回は、直近1年以内に育休が明けて正社員(総合職)として職場復帰した女性108名を対象に、育休復帰後の「壁」に関する調査を実施いたしました。
育休から復帰後に、女性の約8割が「壁」に直面した実態が明らかになりました。具体的には、約半数から「育休前に積み上げたキャリア/ポジションが維持されない」ことに悩んだ経験を持ち、他にも育休の間に会社の状況や業務内容の変更があり、新たなことを育児と両立しながら覚えることに悩む声も挙がりました。
なお、直面した「壁」を乗り越えるために育休復帰後は、65.5%が「周囲への感謝を伝える」ことを意識したと回答しました。また、「夫の家事の手伝い」が育休復帰した際に助けになったと約6割が実感しており、他にも家族の助けや同僚・上司の理解やフォローも助けになった女性も多数いることが分かりました。
育休復帰した女性の多くが過去のキャリア/ポジションの維持が難しいと感じ、同僚と自分を比較したり負い目を感じてしまう傾向にあることが判明しました。育休制度を取り入れる企業は増えていますが、女性の育休取得=キャリアへの諦めというイメージが強いことで育休はまだまだ取りづらいと考えられているようです。家庭内のフォローは育休復帰後の女性の心強い助けとなりますが、日本においての育休のイメージ払しょくのためには企業側においても更なる育休促進の工夫は必要不可欠なのではないでしょうか。育休を取ることに対するイメージの向上は、日本がより子どもを育てやすい環境と実感する人が増えるきっかけとなりそうです。
『センスなし、根性なしでも売れる!マンガで学ぶ!営業の超基本』
本書は、「営業が苦手」「どうすれば売れるのかわからない」と悩んでいるビジネスパーソンに向け、デザイナーから営業に転身後、営業未経験の1年目で売上1億円超えを達成し、トップセールスとなった著者である小松の実体験及び、多くの企業様の営業教育を支援してきたオンライン学習プラットフォーム「UMU」の知見から、「これだけやれば売れる!」という「超基本」の営業ノウハウと、それを確実に身につけるためのスキルアップのテクニックについて解説した書籍です。
※一部抜粋
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タイトル:センスなし、根性なしでも売れる!マンガで学ぶ!営業の超基本
ページ数:216ページ
定価 :1,600円+税
著者 :小松麻美
監修者 :今井晶也
マンガ :ひらのんさ
発行人 :津嶋 栄
発行 :株式会社フローラル出版
発売日 :2022年2月15日
販売場所:全国の大型書店やオンライン書店及び、Amazonにて販売
Amazon URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4910017224
オンライン学習プラットフォーム「UMU」について
UMU(ユーム)は、AIをはじめとした最新テクノロジーと学習の科学との融合で学習を提供するラーニングプラットフォーム。UMUの名前は、「U(あなた)、Me(私)、Us(私たち)」の頭文字。
誰もが講師になり学び合う世界の実現を目指す。マイクロラーニング・ビデオ会議・ライブ配信・AIコーチング等の機能で、双方向性のあるオンライン学習プログラム設計を可能にするシステムを備えています。
世界203の国と地域で100万社以上、日本では、日本生命、パナソニック、アステラス製薬、ワコールをはじめとする約1万8千社以上の導入実績があります。また、ビジネスパーソンから満足度、認知度などで本当に支持を集めたIT製品トップ50をランキング形式にて発表する「ITreview Best Software in Japan 2022」にて、5000超の製品 / サービスの中からNo.1に選出されました。
サービスサイト:https://umujapan.co.jp/download/?utm_source=PRt&utm_medium=PRt
次世代ラーニングプラットフォーム「UMU」の紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=Yxj3zU7t0qY&t=7s
今回の調査レポートのダウンロードはこちら:
https://umujapan.co.jp/download/ikukyuu_zyosei_hukki/
会社概要
名称 :ユームテクノロジージャパン株式会社
本社 :〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 16F
代表者 :代表取締役 松田 しゅう平
設立 :2018年2月9日
事業内容:インターネットテクノロジーを利用したラーニングプラットフォームのUMUの販売
URL :https://umujapan.co.jp/
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