大手飲料メーカーの若手、約7割が自身の「成長」に悩み OJTがオンライン化したことにより、実践の場が少なく、成長を実感できない実態が明らかに
〜一方で、約6割の若手会社員は、飲料業界に関して「展望が明るい」と回答〜
オンライン学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を展開しているユームテクノロジージャパン株式会社は、大手飲料メーカー(従業員数1,000名以上)に勤務する、入社3年目以内の会社員102名を対象に、飲料メーカーにおける若手社員の成長に関する調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
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調査サマリー
調査概要
調査概要:飲料メーカーにおける若手社員の成長に関する調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年6月23日〜同年6月28日
有効回答:大手飲料メーカー(従業員数1,000名以上)に勤務する、入社3年目以内の会社員102名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ユームテクノロジージャパン株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.umujapan.co.jp
約7割の若手社員が、ビジネスにおける自分自身の成長に関して、悩みを抱えている
「Q1.ビジネスにおけるご自身の「成長」に関して、悩みを感じたことはありますか。」(n=102)と質問したところ、「非常にある」が32.4%、「ややある」が42.2%という回答となりました。
・非常にある:32.4%
・ややある:42.2%
・あまりない:14.7%
・全くない:10.8%
成長に関しての悩み、「成長実感がない」が52.6%で最多
Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q2.具体的にどのような悩みを感じたか教えてください。(複数回答)」(n=76)と質問したところ、「成長実感がない」が52.6%、「目指したい成長の姿が明確でない」が35.5%、「同年代に遅れをとっている」が27.6%という回答となりました。
・成長実感がない:52.6%
・目指したい成長の姿が明確でない:35.5%
・同年代に遅れをとっている:27.6%
・成果が出ない:26.3%
・成長するための時間がない:5.3%
・その他:2.6%
成長に関する悩み、「スキルが足りない」や「コミュニケーション不足」などの声
Q1で「非常にある」「ややある」と回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に悩みを感じたことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=76)と質問したところ、「給料がなかなか上がらない」や「明らかにスキルが足りてない」など53の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・24歳:明らかにスキルが足りてない。
・25歳:コミニケーション不足。
・27歳:給料がなかなか上がらない。
・26歳:残業時間の削減。
・27歳:睡眠不足。
・26歳:結果か数字として出にくい。
・25歳:頑張り方がわからない。
約半数が、オンライン化が進んだことで、OJTでの成長を実感できていないと回答
「Q4.あなたは、オンライン化が進んだことで、OJTでの成長実感をどのように感じますか。」(n=102)と質問したところ、「あまり成長実感がない」が32.4%、「全く成長実感がない」が15.7%という回答となりました。
・非常に成長実感がある:11.8%
・やや成長実感がある:40.2%
・あまり成長実感がない:32.4%
・全く成長実感がない:15.7%
OJTでの成長を実感しづらいと思う理由、「実践の場が少ない」が51.0%で最多
Q4で「あまり成長実感がない」「全く成長実感がない」と回答した方に、「Q5.その理由を教えてください。(複数回答)」(n=49)と質問したところ、「実践の場が少ない」が51.0%、「お手本がない」が32.7%、「フィードバックがもらえない」が24.5%という回答となりました。
・実践の場が少ない:51.0%
・お手本がない:32.7%
・フィードバックがもらえない:24.5%
・どのようにフィードバックを活かせば良いかわからない:18.4%
・フィードバック後の改善があっているか確認できない:18.4%
・フィードバックの内容が理解できない:14.3%
・その他:0.0%
「コミュニケーションがとりにくい」や「実践の機会がない」なども、OJTでの成長を実感しづらいと思う理由の声
Q4で「あまり成長実感がない」「全く成長実感がない」と回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、OJTでの成長を実感しづらいと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=49)と質問したところ、「まわりとコミュニケーションとりにくい」や「給料に反映されない」など32の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・27歳:まわりとコミュニケーションがとりにくい。
・25歳:不具合が多く、実践もあまりできずに本番が来る。
・25歳:コロナ禍により、行動制限されてるから。
・26歳:機会がない。
・28歳:コミュニケーションが少ない。
・22歳:実践がないからどうしようもできない。
約8割が、ビジネスにおいてより成長していくためには、学習を継続的に行うことは重要だと回答
「Q7.今後、あなたがビジネスにおいてより成長していくために、学習を継続的に行うことは重要だと思いますか。」(n=102)と質問したところ、「非常にそう思う」が38.2%、「ややそう思う」が41.2%という回答となりました。
・非常にそう思う:38.2%
・ややそう思う:41.2%
・あまりそう思わない:12.7%
・全くそう思わない:7.8%
約6割の若手会社員は、飲料業界に関して「展望が明るい」と回答
「Q8.飲料業界に関して、あなたはどのような展望を持っていますか。展望が明るい・暗いでお答えください。」(n=102)と質問したところ、「非常に明るい」が12.7%、「やや明るい」が50.0%という回答となりました。
・非常に明るい:12.7%
・やや明るい:50.0%
・やや暗い:21.6%
・非常に暗い:5.9%
・わからない:9.8%
展望が明るい理由、「インターネットの普及でいつでもどこでも購入可能であること」や「飲料は生活に必要不可欠なものだから衰退することはない」など
Q8で「非常に明るい」「やや明るい」と回答した方に、「Q9.その理由を自由に教えてください。(自由回答)」(n=64)と質問したところ、「インターネットの普及でいつでもどこからでも購入出来ること」や「生活に必要不可欠なもののため衰退することはないから」など46の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・26歳:インターネットの普及でいつでもどこからでも購入出来ること。
・27歳:生活に必要不可欠なもののため衰退することはないと思ったから。
・26歳:飲み物は無くなることがないから。
・25歳:コロナが落ち着き売上が伸びるから。
・23歳:コロナ前の生活に戻ってきているから。
・28歳:需要が増えていくと思う。
・26歳:暑い日が多くなってきたので飲み物を求める人が多いと思う。
展望が暗い理由、「値上がり」や「コロナや円安で外食を控える人が増え続ける」などの声
Q8で「非常に暗い」「やや暗い」と回答した方に、「Q10.その理由を自由に教えてください。(自由回答)」(n=28)と質問したところ、「値上がり」や「コロナや円安で外食を控える人が増え続けると思うから」など20の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・28歳:値上がり。
・26歳:コロナや円安で外食を控える人が増え続けると思うから。
・24歳:円高の現状、原料関係が悉く値上げしており、飲料はなくても良いジャンルが大半を占めるから。
・26歳:伸びがあるのかどうかは不明。
・22歳:コストが合わない。
・22歳:売れていない。
・25歳:酒造会社なので、コロナ禍で売れ行きが悪い。
飲料業界への課題感、「新しい発想の開拓」や「環境汚染問題」など
「Q11.飲料業界への課題感があれば教えてください。(自由回答)」(n=102)と質問したところ、「新しい発想の開拓」や「環境汚染問題」など67の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・28歳:新しい発想の開拓。
・26歳:環境汚染問題。
・23歳:ペットボトルレス。
・22歳:競争激化。
・22歳:無人化。
・22歳:もっと積極的に宣伝すべき。
・24歳:より健康的な飲み物を増やしていくこと。
まとめ
今回は、大手飲料メーカー(従業員数1,000名以上)に勤務する、入社3年目以内の会社員102名を対象に、飲料メーカーにおける若手社員の成長に関する調査を実施しました。
約7割の若手社員が、ビジネスにおける自分自身の成長に関して、「成長実感がない」といった悩みを抱えており、オンライン化でのOJTにおいても、「コミュニケーションがとりにくい」や「実践の場が少ない」などの理由から、多くの若手社員が課題を感じている実態が浮き彫りになりました。また、約8割がビジネスにおいてより成長していくために、継続的な「学習」は重要性を実感していることがわかりました。
さらに、今後の飲料業界の展望について、「コロナや円安で外食が控える人の増加」や「ペットボトルなどの環境問題」といった不安や課題がありつつも、「飲料は生活必需品の一部」や「インターネットの普及により、いつでもどこでも購入が可能」などから、展望は「明るい」と多くの若手社員が回答しています。
飲料業界の明るい展望を担っていく若手社員たちが、成長実感がないという悩みを解決するために、コミュニケーション・フィードバックを促進させる、学習が成果に繋がる学習プラットフォームサービスを利用してみることを検討してみるのはいかがでしょうか。
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