概要

「もっと長くて一方的な講義を聞かせてくれる研修が希望でした」というフィードバックをもらったことがある人はあまりいないのではないでしょうか。研修がオンライン化したことにより露呈したことの一つに、「退屈な研修をそのままオンラインで配信すると、退屈さが増す」ということがあります。講師が一方的な講義を続けるだけの研修は、対面の集合研修は言うまでもなく、オンラインであっても、その必要性を問われてしまいます。

 

このセミナーは、対面、オンラインに関わらず、参加者が学びのプロセスに関わり、人が集合するからこその価値が提供できる研修にするための「参加者主体の研修手法」について学んでいただく機会です。「参加者主体の研修手法」について、講義を聞くだけではなく、実際にその一部を体験していただくことにより、より具体的なイメージやアイデアとしてお持ち帰りいただきます。皆様ご自身の研修にご活用いただき、「集合」するからこその価値を提供する研修へブラッシュアップする機会となさってください。

 

セミナーの内容

1.研修参加者の過去の経験や持っている知識を活用する方法
2.参加者同士の関りを生み出す方法
3.研修デザインにおける90/20/8(4)の法則
4.参加者を飽きさせない5つの方法
5.「講義」に代わる62の手法
6.問いかけ・質問を効果的に行う2つのポイント

 

このセミナーの魅力

・講師養成の分野においての功績が認められているATDのレジェンダリースピーカーの1人、ボブ・パイク氏から直接学べる機会

・ボブ・パイク氏が開発し提唱している「参加者主体の研修手法」を用い、オンライン研修でどう参加者を巻き込むかを実体験しながら学べる機会

・ボブ・パイク氏と5冊の本を共著・出版し、パイク氏の手法に精通する中村文子による通訳および共同ファシリテーション

 

このような方にお勧め

・社内講師、研修講師、セミナー講師、大学教員など、教える立場にある方

・人材開発担当者、研修を企画・運営する立場にある方

・一方的な講義中心の研修を提供してしまいがちな方

・「集合」研修において参加者を巻き込み、主体的な学びの場を作り、研修を通してビジネスに貢献したい方

 

開催詳細

日時：2023年2月18日（土）9:00~10:30

形式：Zoom Webinar（インストール・ご利用ともに無料です）

参加費：無料

お申し込み方法：右（スマホの場合、以下）のフォームよりお申し込みください。

 

登壇者情報

ボブ・パイクグループ創設者・元会長

Bob Pike（ボブ・パイク）

 

「参加者主体」の研修手法についての著書『クリエイティブ・トレーニング・テクニック・ハンドブック　第3版』（日本能率協会マネジメントセンター、現「Master Trainer Handbook」）は講師養成分野でのベストセラー。

他にも20冊以上の著作をもつ。

「参加者主体」の研修手法は全世界30ヶ国で12万人以上が受講している。

アメリカで優れたスピーカーに与えられる称号CSP（Certified Speaking Professional）をもち、人材開発の世界的機関ATD（Association for Talent Development）ではレジェンダリー・スピーカーとして称えられている。

人材開発、講師養成の分野で50年以上の経験をもち、2007年には、人材育成分野でもっとも影響を与えたリーダーに贈られる賞を受賞。2021年にATDから「Lifetime Achievement Award」受賞。

 

ダイナミックヒューマンキャピタル株式会社（https://www.d-hc.com/）

代表取締役 中村文子 氏

 

P&Gジャパン、ヒルトン東京ベイ等で人材育成、組織開発に携わり、2005年より現職。ボブ・パイク・グループ認定トレーナーとして講師養成を行う。その他専門はビジネスコミュニケーション、管理職研修、人材育成制度構築。宿屋大学、ホテル産業経営塾、日本ホテル協会、日本能率協会、日経ビジネススクールなどで講師実績あり。