コミュニケーション研修の目的とは?研修に取り入れたいゲーム3選

「コミュニケーション研修はどんな内容にすればいい?」「コミュニケーション研修を面白くするゲームが知りたい」とお悩みの方もいるでしょう。
コミュニケーションはたくさんの人が働く企業にとって、円滑に業務を進めるために重要なスキル。
そこで今回はコミュニケーション研修はどんな目的で行うのか、またどのような内容にすればいいのかを詳しく解説します。
またコミュニケーション研修で定番の人気ゲームまでご紹介するので、ぜひ研修内容を検討する際の参考にしてみてください。
社員が楽しんで参加でき、コミュニケーション力向上につながる研修を行いましょう。

 

コミュニケーション研修とは?


仕事をする上で認識の違いが起きないよう、正しいコミュニケーション方法を学ぶのがコミュニケーション研修です。
上司や同僚、部下、取引先とのやり取りなど、仕事をする上でコミュニケーションが必要な場面は多々あります。
コミュニケーションはチームや部署内での人間関係を円滑にするだけでなく、業務をスムーズに進めるためにも重要な役割を果たします。

部下とコミュニケーションを取るのが苦手という方も多いと思います。UMUの記事『部下とコミュニケーションを図る!得られる効果・上手く取る方法5選』では、部下とコミュニケーションを上手く取る方法を紹介。また、ダメ上司に見られやすいNGコミュニケーションも併せて紹介しているので、参考にしてみてください。

コミュニケーション研修の目的は?4つのメリット


社内の雰囲気や業務の進行に直結するコミュニケーション力。
コミュニケーション研修を行う目的は以下の4つです。

  • ・社員がコミュニケーションスキルを身につけられる
  • ・社内の問題解決力が高まる
  • ・離職率改善が見込める
  • ・円滑に情報共有ができる

どんなメリットがあるのかもあわせて見ていきましょう。

社員がコミュニケーションスキルを身につけられる

コミュニケーション研修は一般的に入社時に行われるケースがほとんど。
新入社員のなかには全くコミュニケーションスキルを持っていない人や、コミュニケーションに自信がない人も少なからず存在します。
そのため、コミュニケーション研修で社員がある程度のコミュニケーションスキルを身につけることで、入社後も安定して人間関係を築けるようになるでしょう。

社内の問題解決力が高まる

コミュニケーション研修を受けて社員同士のコミュニケーションが活発になれば、問題解決力が高まるでしょう。
たとえば円滑にコミュニケーションが取れていない職場は、「上司に質問しにくい」「相談する相手がいない」と感じる社員もいるかもしれません。
すると問題をそのままにしてしまったり、間違った解決法をしてしまったりする可能性があるでしょう。
コミュニケーションがうまく取れていれば、社内で活発に質問や意見が交わされるため、「一丸となって問題を解決していこう」という意識が高まるのです。

離職率改善が見込める

社員同士がコミュニケーションを取ることで、離職率改善が見込めるでしょう。
離職には業務内容や金銭面のほかに、人間関係も大きな影響を与えています。
そのため社内でしっかりコミュニケーションが取れていれば、離職率を改善できる可能性が高くなるでしょう。
また社員に相談して問題を解決することが、離職を考え直すキッカケになるかもしれません。
このように社員1人1人がコミュニケーションスキルを持てば、「仕事を続けたい」と思える職場環境を作ることも可能なのです。

円滑に情報共有ができる

業務を円滑に進めるために大事なのが「報連相」です。
コミュニケーションスキルを身につければ、報告・連絡・相談がきちんと行われるため、有益な情報を共有することができるでしょう。
コミュニケーション不足は社内の士気を下げ、不正の原因になるケースもあります。
そういった面でも、コミュニケーションスキルは大いに役立つでしょう。

コミュニケーション研修の内容とは?3つのポイント


コミュニケーション研修は以下の3つのポイントを意識した内容にするのがおすすめです。

  • ・社会人としてのマナーを習得する
  • ・話し方について学ぶ
  • ・苦手意識を軽減する

必要なマナーを身につけ、コミュニケーションへの抵抗を軽減することで、入社後につまづく可能性が減るでしょう。

社会人としてのマナーを習得する

マナーはコミュニケーションを取る際にもっとも大切な項目と言っても過言ではありません。
どんなに積極的にコミュニケーションを取っても、挨拶や話し方などのビジネスマナーを身につけていないと、相手に悪い印象を与えてしまいます。
また相手との距離感の取り方や電話、メールのマナーもあわせて身につけておくと、社内や取引先ともスムーズにコミュニケーションが取れるでしょう。

話し方について学ぶ

敬語などの言葉遣いはもちろん、話し方も社会人にとって大切なコミュニケーションスキルです。
たとえば状況を伝えるときは結論から話す、説明するときは相手が飽きないよう対話しながら進めるなど、話し方次第で相手の心を掴むことも可能。
また話し方とあわせて聞き方も学ぶと、コミュニケーションがより良いものになるでしょう。

苦手意識を軽減する

とくに内向的な社員は「コミュニケーション=苦手」という意識を持っているケースも少なくありません。
「自信がない」「できない」という気持ちが、コミュニケーションのハードルを上げていることもあるのです。
そのため、コミュニケーションが苦手な社員にとっても「これならできそう」と思わせる研修内容を設定しましょう。

コミュニケーション研修の注意点は?2つのポイント


コミュニケーション研修を行う際の注意点は以下の2つです。

  • ワークを取り入れる
  • 人数や時間を意識して企画する

この2点に注意しないとせっかく研修を行っても成果が出ないケースもあるので、研修内容を決める際は頭に入れておきましょう。

ワークを取り入れる

コミュニケーション研修を行うときは、座学だけでなくワークを取り入れて実践するパートを設けるのがおすすめです。
またワークを実践したら、フィードバックしてすぐに使えるコミュニケーションスキルを身につけられるようにしましょう。

人数や時間を意識して企画する

コミュニケーション研修は大人数ではなく、少数で開催するのが理想的でしょう。
というのも、人数が多いと全ての参加者に目が届かず的確なフィードバックができなくなってしまいます。
また短時間で終わるような研修、反対に長すぎる研修も参加者のスキル取得につながらないので、おすすめできません。
長すぎない時間で何回かに分けて研修を行うと、コミュニケーションスキルをより実践的なものにしていけるでしょう。

コミュニケーション研修に取り入れたいゲーム4選


コミュニケーション研修で人気の高いゲームを4つご紹介します。

  • 伝言ゲーム
  • お題ビンゴ
  • 短所の自己紹介
  • 謎解きゲーム

どれも参加者同士の交流を深めながら、コミュニケーションスキルを習得できるので、ぜひチェックしてみてください。

伝言ゲーム

伝言ゲームは最初の人が持っている情報を最後の人まで正確に伝えられるかを競います。
1チーム5人〜10人程度に設定してゲームを行うのがおすすめです。
業務内容や電話を受けた際の内容を正確に相手に伝える際に役立つゲームなので、より業務に近いゲームと言えるでしょう。

お題ビンゴ

ビンゴのマス1つ1つに相手に対する質問を記入し、会場の参加者とその質問について会話をします。
会話ができたマスを塗りつぶし、ビンゴになったら勝ちというゲーム。
記入する質問は「誕生日は?」「好きな動物は?」などどんな質問でもOK。
参加者同士の交流が深まり親近感が湧くので、チーム意識が高くなるでしょう。

人狼ゲーム

人狼ゲームはチーム内で誰が人狼であるか村人であるか分からないように決めます。
参加者同士で会話をしながら村人は人狼だと思った人物をチーム外に省き、人狼も同様に村人だと思った人物を省きましょう。
そして最終的にチームに人狼と村人のどちらが多いかを競います。
やや難しい心理戦ゲームですが、準備が必要なく簡単にできるのでおすすめです。

謎解きゲーム

参加者がチームを組んで謎を解いていくゲームは、協力して問題を解決する力をつけられるゲームの一つ。
チーム内で役割を分担してゴールを目指すことで、実際の業務に活かせるコミュニケーションスキル習得にもつながるでしょう。

 

UMUの記事『社内研修で使えるコミュニケーションゲームとは?おすすめ3選を紹介』では、社内研修で使える「おすすめのコミュニケーションゲーム3選」を紹介。さらに、コミュニケーションゲームを用いるメリットや導入しやすいケースも併せて紹介しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

コミュニケーション研修はオンラインでも可能


コミュニケーション研修はオンラインでも開催できます。
WEB会議システムを使えば、グループワークやチャット機能を利用しての質疑応答も可能です。
しかしオンライン研修は参加者の理解度や学習度を測るのが難しいため、課題の提出や試験の実施とあわせて行うのがおすすめ。
またゲームなどのレクリエーションを実施し、参加者の集中力低下を防ぐことも重要です。
ラーニングプラットフォームのUMUなら、最低限の準備と万全のフォローで研修開催が可能。
最適なプランを提案することもできるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

コミュニケーション研修は社員同士の交流を深めるだけでなく、1人1人のパフォーマンスを高めるためにも有効な方法です。
とくに新入社員はビジネスマナーをとあわせてコミュニケーション能力を身につけると、業務の円滑化や離職率低下につながるでしょう。
研修を開催する際は座学だけでなく、ワークやゲームを有効に使って参加者が積極的にコミュニケーションを取れるような工夫をするのがおすすめ。
参加者が楽しんで学べるよう、ラーニングプラットフォームを活用するのも一つの方法です。
社員のコミュニケーション能力が高まるよう、最適な研修を設定しましょう。

私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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