【LTEN2024】注目ワークショプ、ラーニングラボ レポート
ライフサイエンス業界の研修・教育の専門家のためのグローバルなネットワークであるLTEN(Life Sciences Trainers & Educators Network)が、今年も年次総会「LTEN2024」を開催いたしました!製薬・バイオテクノロジー・医療機器等の業界で活躍するトレーナーや教育者たちが、スキルや知識の向上のために世界中から集う、業界で最大規模のイベントです。今年の開催地はアメリカ、フロリダ州キシミーで行われました。
この記事では、ワークショップとラーニングラボで語られた内容について一部をご報告させていただきます。
LTENのワークショップとラーニング ラボのについて
LTENでは、15 種類のコンテンツ学習トラックが用意されており、そのトラック毎に 76 のワークショップと数十のマイクロラーニング ラボを分類しています。自分が身につけたい、知りたいと思うカテゴリを見つける上で参考になる内容となりますので、トラックについて簡単にご紹介いたします。
Career Success(キャリア成功)
あなたは成長したときに何になりたいですか? あなたの野望は明確ですか?そして、それに到達する方法を知っていますか?
このトラックでは、キャリアを進展させるための基本的な要素を取り上げます。説得の技術からネットワーキング、個人のブランド構築まで。このトラックでは、マトリックス環境でのエンゲージメント、メンターシップ、スキル構築、ワークライフバランスなどのトピックも扱います。
こんな方におすすめ:若手営業職の方や中堅のプロフェッショナル
Customer Engagement & Selling in a Matrix Environment
(顧客エンゲージメントとマトリックス環境でのセールス)
販売モデルは絶えず変化しており、マネージドケア、アカウンタブル・ケア組織(ACOs)、コンプライアンスに重きを置いた環境などの外部要因が、従来のビジネスアプローチを複雑化させています。この多面的な環境でどのように顧客にアプローチし、エンゲージメントを高めることができるでしょうか?どのような新しいセールススキルが必要なのでしょうか?
このトラックでは、トレーニングイニシアチブを成功させるために、一線のリーダーたちとの効果的なパートナーシップを構築する方法について探ります。このトラックは、セールス生産性の観点から自信を持って前進するためのサポートを提供しています。
こんな方におすすめ:セールスマネージャーやセールスリーダー
Diversity, Inclusion & Belonging
(多様性、包括性、そして帰属意識)
このトラックは、研修担当者がライフサイエンス業界における多様性問題の微妙な視点を探ることを支援します。実践的な戦略と対話型ディスカッションに焦点を当てることで、参加者は包括的な研修プログラムを開発するためのツールを習得し、それぞれの製薬、バイオテクノロジー、医療機器、および診断企業の職場文化にポジティブな影響を与え、帰属意識を奨励することができます。
こんな方におすすめ:研修担当者やトレーニングマネージャーやL&D(Learning and Development)リーダー
Field Training
(フィールドトレーニング)
このワークショップシリーズでは、日々変化するマーケットアクセスについて学ぶ機会が提供されます。最近の政策変更や提案を含め、これらの変化がライフサイエンス業界にどのような影響を与えるか、医師および支払い者の視点から検討します。
こんな方におすすめ:マーケットアクセスマネージャー、戦略プランナー、または政策アナリスト
Healthcare Reform and Market Access
(ヘルスケア改革と市場アクセス)
LTENでは、ライフサイエンス分野のトレーニングソリューションを専門とする素晴らしいトレーニングパートナーを多数擁しています。このセッションでは、彼らが専門知識を活かし、幅広いトピックに関する洞察を皆さんと共有します。
こんな方におすすめ:マーケットアクセス専門家や戦略企画担当者
Impact & Measurement
(インパクトと測定)
投資収益率を示すことはトレーナーにとって最大の課題となり得ますが、うまく行えばトレーナーの最大の味方にもなります。インパクトと効果の測定は、予算とプログラムの正当化の中心であり、貴社の学習と開発がどれだけ意味のあるものかを定義するのに役立ちます。このトラックでは、プロセスメソドロジー、データとアナリティクス、テクノロジー駆動の文化の中での学習とパフォーマンスのインパクトレンズに関するトピックを扱います。
こんな方におすすめ:研修トレーナーや教育担当者、人材開発マネージャーなど効果測定をしたい方
Instructional Design & Delivery
(教材設計と提供)
どのようにして学習コースを受講者にとって魅力的なものとするか?どのようにして新しい知識とスキルを現場に移転するか?最適なメディアの組み合わせは何か?このトラックでは、カリキュラム開発、クラスルーム管理、コース評価などに関するヒント、スキル、戦略を提供します。
こんな方におすすめ:教育設計担当者、インストラクター、トレーニングファシリテーター
Learning Labs – 20-Minute Micro-Learning Sessions
(学習ラボ – 20分間のマイクロラーニングセッション)
さまざまなホットトピック、最新技術のトレンド、ベストプラクティス、およびケーススタディに関する知識を深めましょう。展示ホール全体に配置されたマイクロセッションの学習ラボを訪れて、業界の専門家から話が聞けるセッション。
こんな方におすすめ:研究開発担当者、製造担当者、品質管理(QA/QC)担当者、マーケティングおよび営業担当者、経営層およびマネージャー
Management & Leadership Development
(管理 & リーダーシップ開発)
このワークショップシリーズでは、優れたマネージャーだけでなく、優れたリーダーを育成するための鍵を見つけることができます。効果的なリーダーシップ行動の理解から始まり、コーチング技術や他者を力づけ、鼓舞する方法、インタビュー技術、エンゲージメント、感情知能に焦点を当てます。「率先垂範」を習得しつつ、他者を基本的な役割の枠を超えて専門的な精緻化と向上心の道へと導くためのスキルを習得したいのであれば、このトラックは必須です。
こんな方におすすめ:企業内の管理職やリーダーシップを担当する管理者、部門マネージャー、将来のリーダーシップ候補者
Medical Device & Diagnostics Training
(医療機器 & 診断トレーニング)
医療機器 & 診断トラックでは、日々変化するライフサイエンスの分野で成功するために必要なトレーニング方法、戦略、スキルに焦点を当てます。医療機器 & 診断トレーニング専門家が直面する特有の課題に対応するためのベストプラクティス、ツール、戦術が含まれます。また、新しい技術と進化する技術、そしてトレーニングをより効率的かつ効果的にする最新のトレンドについても探ります。
こんな方におすすめ:医療機器や診断機器のトレーニング担当者、またはこれらの分野の製品を扱う営業担当者、トレーニングプログラムの開発者
Quality, Research & Development, Medical (QRDM) Training
(品質、研究・開発、医療(QRDM)トレーニング)
R&D、臨床、製造、品質管理、規制、またはコンプライアンスの業務でトレーニングの開発、提供、または調達に携わっているのであれば、このトラックはまさにあなたのためのものです。プログラムの開発、トレーナーの特定と資格認定、人為的なミスの修正、GxP(cGMP、GLP、GTP、GDPなど)、製品申請、規制コンプライアンス、監査の準備、リスク管理などについてのセッションを探求しましょう
こんな方におすすめ:R&D(研究・開発)、臨床、製造、品質管理、規制、コンプライアンスに関与する方
Partner Sponsored
(パートナー共催)
LTENでは、ライフサイエンス業界向けのトレーニングソリューションに特化した素晴らしいトレーニングパートナーが多数います。これらのセッションでは、彼らの専門知識を活かし、様々なトピックについての洞察を共有します。
こんな方におすすめ:トレーニングプログラムを提供するパートナーや、トレーニングソリューションの活用を検討している企業の関係者
Strategic Account Management
(戦略的アカウント管理)
貴社のチームにキーマネージャーがいる場合、このトラックのトレーニングが必要です!医療分野における戦略的な販売スキルに焦点を当てたこのトラックでは、クリティカルシンキング、ビジネス感覚、戦略的ビジネスプランニング、マトリックスチームでの販売、C-Suiteへの影響力など、キーアカウントマネージャー向けの必須トピックを含んでいます。一部市場アクセスと混同されることがありますが、このトラックはキーアカウントマネージャーチームとそのリーダーによる販売パフォーマンスを向上させるトレーニングに焦点を当てています。
こんな方におすすめ:キーアカウントマネージャーおよびそのリーダー、セールスリーダー
Virtual Learning, Tools, Techniques & Technologies
(バーチャルラーニング、ツール、テクニック、技術)
モバイル、デジタル、および遠隔学習はもはや新しいものでも革命的でもありません。しかし、トレーニング部門はさまざまな瞬時に変わるオプションを評価し、新しいアプリケーションを最適に統合する方法を模索し続けています。技術は日常生活およびビジネスのすべての側面で非常に広範かつ迅速に進化しているため、今回、このトピックを完全に独立したトラックにしました。ここでは、同業者が新しい方法で利用している最新の技術の一部を見ていきます。
こんな方におすすめ:トレーニング部門のマネージャーやデジタルトランスフォーメーション担当者、HRトレーニングマネージャー、IT部門の担当者
Wellbeing, Community & Culture
(ウェルビーイング、コミュニティ、カルチャー)
このトラックは、トレーナーにウェルビーイングの原則を取り入れ、コミュニティの感覚を育み、ライフサイエンス組織内でポジティブなトレーニング文化を醸成する戦略を提供するために作られました。インタラクティブなセッションやエビデンスに基づく手法を通じて、参加者は全体のトレーニング体験を向上させ、個人的および専門的な成長を支援する調和の取れたサポート環境を構築する専門知識を得ることができます。
こんな方におすすめ:トレーナー、HR部門の担当者、組織開発担当者、エンゲージメントマネージャー
来年にもお役立ていただける情報ですので、ぜひ覚えておいてください!
ここからはワークショプで得た情報をご報告いたします。
注目のワークショップ
Getting to Impact: Building a brighter tomorrow through Measurement and Evaluation (Novartis)
Getting to Impact:測定と評価を通じて、より明るい明日を築く(ノバルティス)
トラック:Field Training
スピーカー:
Brezden Peter
Associate Director, Measurement & Technology/Novartis
David Solomon
Learning Architect/IC Axon
本ケーススタディでは、ノバルティスのトレーニングチームが「研修効果は出たのか?」というよくある課題にどのように取り組んだのかについて紹介しました。新人研修の再設計が進む中で、リーダーはトレーニングの効果についての答えを求めていました。2025年までの効果測定の導入と成功に向けたロードマップについて紹介されていました。
このロードマップは数年単位で段階的に取り組むためのもので、これに従うことで確実に成果を上げることができます。重要なのは、段階ごとに戦略を練り、それを実行していくことです。
まず最初に強調したいのは、効果測定の導入は「チェンジマネジメント」そのものであるということです。ステークホルダーをどのように巻き込み、効果測定の土壌を作り上げていくかが非常に重要です。具体的な計画とステップを共に考え、共感を得ることが成功への鍵となります。
ノバルティスファーマが行っているアンケート評価では、5段階評価ではなく4段階評価を採用しています。この選択の背後には、評価のバイアスを減らし、より純粋なデータを得るという狙いがあります。また、データを客観的に分析し、何が読み取れるかを重視しています。
また、製薬業界では、様々なプラットフォームを積極的に導入しており、日本とは対照的な姿勢が見られます。専門性が高いからこそ、異なるツールや方法を組み合わせ、その効力を最大限に引き出そうとしているのです。重要なのは、一つでも優れた点があるツールを見つけ、それを用いてより良い成果を追求する文化です。さらに、アンケート分析においては、社内のChatGPTを活用することが既にスタンダードになっています。このような最新の技術を用いることで、より高精度なデータ分析が可能となり、意思決定の質が向上します。
アンケートの数値評価の際には、回答者がどれだけ自信を持って回答したのかも取り入れることが重要です。このような細部にまで配慮することで、より正確で意味のあるデータを得ることができるということを伝えていました。
Knowledge Application Driven bt AI
AIによる知識応用
トラック:Virtual Learning, Tools, Techniques & Technologies
スピーカー:
Ms.Liberty Clearwater, Co-Presenter
Senior Account Manager/NXLevel Solutions
Lisa Moldovan, Speaker
Director, Sales learning&Development, CVM/Johnson Innovative Medicine
このワークショップでは、AIが学習環境をどのように形作り、強化し、組織がデジタル時代に先を行くことを可能にするのか、AIシステムにおける倫理的問題、偏見、プライバシーの懸念などの課題にどのように取り組むのか、AIの可能性を活用して、ビジネスプロセスの自動化と意思決定を最適化するための戦略とベストプラクティスについて解説していました。
講演では、AIがコンテンツ生成、自動タスク、アイデア生成など、様々な分野で活用されている現状を紹介しました。さらに、AIの進化段階として、No Adaptation、Early Adaptation、Target Adoption、Full Adaptationといったレベル感についても説明されました。
ワークショップの中では、エンタープライズAIの具体的な活用事例が紹介されました。
・コンテンツ生成: メール構成やプレゼンテーションの作成を支援する
・タスク自動化: ミーティング設定やレポート作成などを自動化する
・AIツールトレーニング: Synthesia、Articulate/Rise AI、Murf.AIなどを活用
How Novo Nordisk Built Process and Aligned as ♯OneTeam to Measure What Matters
Novo Nordiskがどのようにプロセスを構築し、♯OneTeamとして重要な指標を測定するために連携したか
トラック:Impact and Measurement
スピーカー:
Magdalena O’Mahony
Manager – People Operations – NAO P&O /Novo Nordisk
Jamie Stough
Sr Manager, Onboarding – NAO P&O, Employee Experience/Novo Nordisk Inc.
ワークショップでは、学習の効果測定の重要性とその具体的な実施方法について語られました。
アジェンダ
1.学習の効果測定の重要性
– 多くの企業が学習の効果測定を重視する一方で、実際に効果的に測定できている企業は少ないとされ、ビジネス目標の達成に不可欠であると強調。
2. 学習測定戦略の構築
– 6Dフレームワークやカークパトリックモデルを活用し、効果的な学習測定戦略を構築する方法が紹介されました。
3. AIの活用
– AIツールを活用して学習者からのフィードバックを分析し、ストーリーを効率的に伝える方法が紹介されました。
重要ポイント
– 学習の効果測定はビジネス目標達成に不可欠であり、効果的な戦略構築には6Dフレームワークやパフォーマンスコンサルティングの活用が推奨されました。
– 測定結果はリーダーシップダッシュボードで共有し、学習データを実用的な洞察に変えることが重要であるとされました。
– AIを用いてフィードバックを収集・分析し、学習の効果を測定・改善する取り組みが紹介されました。
一部の企業だけがトレーニングプログラムの効果を自信を持って測定している現状に触れ、ノボノルディスクの具体的な取り組みとその効果、標準化されたツールの重要性が話されました。学習プログラムをビジネス目標に合わせ、6Dフレームワークやカークパトリックモデルを活用し、AIを使用して学習フィードバックを最適化するなどの手法が紹介されました。
総じて、ワークショップでは学習測定の重要性、測定戦略の構築方法、およびAI活用による効率化のポイントが強調され、実際の例や調査結果を共有し参加者の関心を引きました。
Continuous Personalized Learning with Learning Journeys, Advanced Game Mechanics,Rewards and AI for the Future – A Bayer & BI WORLDWIDE Case Study
学習の旅、進化したゲームメカニクス、報酬、
そして未来のためのAIと共に継続的な個別学習 – Bayer & BI WORLDWIDEケーススタディ
トラック:Virtual Learning, Tools, Techniques & Technologies
スピーカー:
Kristi France
Senior Director, L&D Learning Operations/Bayer Pharmaceuticals
Peder Jacobsen
Vice President of Learning/BI Worldwide
この講演では、ライフサイエンス業界における継続的な個別学習をテーマに、BayerとBI WORLDWIDEのケーススタディを通じて、学習プラットフォーム「LV」の導入とその成功事例、課題、解決策について詳述されました。「LV」は、学習者に対するデータ収集やネットワークの教示を目指して開発されました。このプラットフォームは、学習ブロックと呼ばれる小さなコンテンツ群で構成され、柔軟に学習を進められる点が特徴です。また、ゲーミフィケーションの要素を取り入れることで、学習者の動機づけと行動変容を促進する仕組みが説明されました。特に、ゲームメカニクスを利用して人間のニーズや欲求を満たし、非ゲーム環境での行動変容を目指す点が強調されました。さらに、データを活用してゲームメカニクスを継続的に改良し、エンゲージメントを高める方法も紹介されました。
重要ポイント
・個別学習とデータ駆動型アプローチ: 「LV」プラットフォームは、学習者ごとのデータを収集し、個別の学習ニーズに応じたカスタマイズが可能です。このプラットフォームは、学習者が自分に合ったペースで学習できるよう、学習ブロックやコースを自由に選択できる柔軟性を提供します。
・ゲーミフィケーションの導入: ゲーミフィケーションは、学習者のモチベーションを高めるための強力なツールです。講演では、ゲームメカニクスを使用して学習者の行動を変える方法について具体的な例を挙げながら説明されました。例えば、学習の進捗状況を可視化し、小さな達成感を得られる仕組みが有効であることが示されました。
・継続的な改良とエンゲージメントの向上: データを活用してゲームメカニクスやダイナミクスを継続的に改善し、学習者のエンゲージメントを維持することが重要です。講演では、初期のエンゲージメント向上だけでなく、長期的なエンゲージメントの向上を目指すための具体的な方法についても言及されました。例えば、定期的なデータ分析を通じて、効果的な学習メカニクスを見極め、必要に応じて調整することが推奨されました。
注目ラーニングラボ
Harnessing Modern Social Media Storytelling in L&D
現代のソーシャルメディアストーリーテリングを学習と発展に活用する
スピーカー:
Charles Karvelas
Sr. Director, Commercial Learning/Sage Therapeutics
Carolyn Kopchains
Senior Director of Business Development/Red Nucleus
このラーニングラボでは、ショートフォームビデオ(短い形式のビデオ)の重要性とその活用法についての議論されていました。
1. ショートフォームビデオの人気:
– TikTok、Instagramリール、YouTubeショートなどのソーシャルメディアで非常に人気が高まっている。
– 学習者はこれらのビデオに多くの時間とエネルギーを費やしており、これは説得力のあるストーリーテリング形式だからである。
2. ショートビデオの利点:
– 短いビデオは簡単に満足感を得られる。
– 脳のニューロサイエンス的観点からも、ドーパミンがすぐに分泌される仕組みがある。
– 1秒でインパクトを与えることが可能である。
3. 具体例と実践:
– Red NucleusがBiogenとSageのZURZUVAEフィールドフォースカリキュラムにソーシャルメディアにインスパイアされたビデオを取り入れる具体的な例が紹介された。
– 90秒で学習できるアニメーション関連のプロダクトも示された。
4. 実装上の課題と考察:
– アウトラインやドラフトを作るのに3ヶ月もかかるなど、時間がかかることが問題視されている。
– プロのYouTuberを雇うなどのアイディアも提案された。
– 学習者は短い時間で学びたい傾向が強まっており、これに応じた素早い答えを提供する必要がある。
重要性と推測される点
(実際にLTENにて発表されたスライド)
– 学習者の関心に応じた設計:学習者が短い形式のビデオに興味を持っているため、L&D(ラーニング&ディベロップメント)領域でもこれを取り入れることが重要。
– エンゲージメントの向上: 短いビデオはエンゲージメントを高め、学習効果を促進するため、効果的なL&Dツールとなり得る。
– 現代の学習ニーズへの対応: 短い時間で効果的な学びを提供することが、現代の学習ニーズに対応するために必要である。
ショートフォームビデオのL&Dへの適応方法や、それに伴う利点と課題が浮かび上がると感じました。
LTEN関連リンク
■LTENカンファレンス公式サイト
https://www.ltenconference.com/
■《過去記事》LTEN2024、フロリダで開催スタート!UMU登壇セッション・出展ブースのご紹介
https://umujapan.co.jp/column/lten2024_start/
■《過去記事》【LTEN2024】 基調講演レポート
https://umujapan.co.jp/column/lten2024_keynote-speech/
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