【脳科学】組織成長の鍵を握る – 効果的なフィードバックの実践
現代のビジネス環境では、継続的な成長と進化が求められます。
このプロセスの核となるのが「フィードバック」です。フィードバックは、従業員の能力開発、業務改善、そして組織全体のパフォーマンス向上に不可欠な要素だということが科学的に明らかになっています。
今回は、どのようなフィードバックなら部下の能力を向上させ、組織の生産性を上げることができるのか、科学的根拠とその実践方法について詳しく掘り下げていきます。
フィードバックの効果
組織心理学者の研究によると、定期的かつ建設的なフィードバックは従業員のモチベーション、職務満足度、そして組織へのエンゲージメントを高めることが示されています。
実際に、定期的なフィードバックは個人の能力を向上させるだけでなく、離職率の低下やモチベーションの向上にも大きく関係することが多くの研究で示されています。
効果的なフィードバックとは?
それでは、どのようなフィードバックを取れば良いのでしょうか。
ここでお伝えする良いフィードバックは単に仕事の意見を述べることではありません。
以下のように、仕事の途中経過や成果を承認することが重要になります。
・どのように頑張ったのか。
・仕事で良かった点はどこか。
・努力して乗り越えた評価できる点はどこか。
正しい承認のフィードバックの方法
フィードバックは個人の努力や成果を承認することですが、どのように承認すればいいのでしょうか。
科学的に効果がある承認方法を3つ紹介します。
①数秒〜数十秒程度でいいので定期的に承認する。
②大勢に同じ方法で承認するのではなく、個人に合った方法で承認する。
③成果が出たときでなく、途中経過も承認する。
正しいフィードバックが必須の時代
ただ仕事を振ったり、お礼を伝えたり、改善点を伝えるだけのフィードバックの時代は終わりました。それでは効果がないということがデータ上で示されてしまったからです。
逆に、正しいフィードバックには効果があるということと、その方法も判明しました。
組織の生産性や、個人の能力を最大限に高める鍵は、正しいフィードバックです。
皆さんも、正しいフィードバック方法を取り入れて、組織の生産性向上や個人のパフォーマンス向上に繋げてみませんか。
引き続き、私たちが提供する科学的に正しいマネジメント方法をお楽しみに!
【執筆者】株式会社HYBRID THEORY 代表取締役 丸山裕之 氏
栃木県で公務員を経験し独立。
正しい承認とフィードバックを行うためのUMUアセスメント機能
正しい承認やフィードバックを行うためには、メンバーが今どんな状況に置かれているかを把握することが重要です。しかし、多くのメンバーを抱えている中で一人一人のスキルや状況を把握することは容易ではありません。
UMUのアセスメント機能では、企業独自のアセスメントソリューションで、評価モデル、評価プロセス、データを容易に作成でき、学習者の能力評価や学習効果の評価を行うことができます。この機能を活用して社員のスキルを把握し、その人に合った正しい承認を行ってきましょう。
UMUアセスメント機能について
https://umujapan.co.jp/assesment/
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