【盲点】努力しているはずなのに成長しない理由-科学が実証した「効果的な努力」とは?

日々仕事をこなしている。努力もしている。それなのに、思ったように成長できない。
そんな悩みを抱えていないでしょうか。
実は、ただ、なんとなく努力をしていても、それは無駄に終ってしまう可能性が高いのです。
努力にも、成長につながる努力と、そうでない努力があります。ここを見誤ると、実績、コスト、メンタルなど大きな損害に繋がってしまいます。
今回は、努力が無駄に終わることがなく、しっかりと成長に繋げるためにはどうすればいいのかを解説します。
ただの努力では成長は止まる「+αの努力が正解」
“世界最高の努力の研究者”と呼ばれる、フロリダ州立大学のアンダース・エリクソン博士はこう述べています。
「なんとなく続けた30年の努力よりも、意図的に設計された1年の努力のほうが成果は出る」
すごい言葉ですよね!
つまり、ただ毎日、惰性で仕事をしていたり、なんとなく学習しているだけでは、何十年経っても成長しないんです。
ではどうすればいいのか?
それは、本当に成長を加速させるには、「+αの努力=意図的な負荷」が必要なのです。
通常の仕事に加えて、ほんの少しだけプラスした努力こそが、あなたの脳内に新たな神経構築が始まり、どんどん成長することができるのです。
なぜ「やる気があっても」行動できないのか?
その前に、なぜ多くの努力が失敗に終わるのかを説明します。脳科学的に理由は2つあります。
① 確証バイアス
② 恒常性維持機能
人間は、「努力をしよう」「成長するために頑張ろう」とやる気になった時こそ、実は目標を大きく立ててしまうクセがあります。
その機能こそが、「確証バイアス」。簡単にいうと車の「だろう運転」に近いです。
「きっとうまくいくだろう。」「きっと乗り越えられるだろう」
この感覚に乗っ取られ、目標を通常よりも大きく設定してしまします。
すると、ここで“恒常性維持機能”が発動。
これは、脳が急激な変化を拒み、「いつも通り」に戻ろうとするシステムです。
たとえば、「今日から毎日1時間、スキルアップの勉強をしよう」と意気込んでも、面倒くさくなって、結局3日坊主で終わる。この面倒くさい気持ちを発生させているのが恒常性維持機能。
つまり、成長には+αの努力が必要ですが、ただがむしゃらに努力をするのは実は悪手。努力を続けるには、設計された「脳が拒否しない設計」が必要なんです。
答えは、マイクロラーニングで“抵抗ゼロ”の仕組みを作ること
ここで重要になるのが、マイクロラーニングという学習スタイルです。
これは、5〜10分の小さな学習や実践を、日々のスキマ時間に無理なく取り入れていくもの。
これにより、脳に大きな負荷をかけずに、努力を“習慣”として継続させることができます。
さらに、この小さな積み重ねは、エリクソン博士が提唱した「意図的な訓練(+αの努力)」の条件を満たしており、成長に直結する努力になります。
ポイントは、「始めやすさ」ではなく「続けやすさ」。
そして、無理なく続けられる“科学的な設計”がされていることです。
UMUなら、「+αの努力」が“勝手に継続”される
UMUの最大の特徴は、このマイクロラーニングを“はじめから学習設計に組み込んでいる”点にあります。
たとえば
- 学習設計については、学習や振り返りをマイクロラーニングで設計
- AIエクササイズという、カメラに向かっての壁打ち形式のトレーニングでは5分の反復マイクロラーニングが可能
- クイズの出題:過去の学習を忘却しないよう、簡単に答えられるクイズが定期的に飛んでくる
これらはすべて、「意識せずに+αの努力を習慣化できるように設計された仕組み」です。
多くの人が陥る罠は、「努力が足りない」のではなく、「努力を自然に続けられる仕組みがない」だけ。
UMUを使えば、その仕組みが、最初からあなたの味方になります。
まとめ
成長とは、「自分をちょっとだけ上回る行動を、毎日積み重ねられるかどうか」で決まります。
でも、それを意志の力だけで続けるのは、誰にとっても難しい。
だからこそ、「努力の設計」を変えることが最も確実な戦略なのです。
UMUなら、あなたの“+αの努力”を「科学的に」「ストレスなく」「毎日」続けられます。
まずは1日5分、始めてみてください。「もうちょっとだけ頑張れる自分」に、きっと出会えます。
【執筆者】株式会社HYBRID THEORY 代表取締役 丸山裕之 氏
栃木県で公務員を経験し独立。
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