eラーニング受講者の声。大企業の約半数が見放題プランを活用しきれていないという実態

 オンラインによる学習が拡がり、eラーニングの見放題プランを導入している企業も増えています。実際に導入している企業がどのように活用しているか、ユームテクノロジージャパン株式会社は2022年8月、自社でeラーニングの見放題プランを導入している大企業(従業員数1,000名以上)の会社員110名を対象に、eラーニングの見放題プランに関する実態調査を実施したところ、実際には活用しきれていないことがわかりました。

どうしたらeラーニングで失敗しないのか、人事が知っておくべきことやUMUを使った学習についてご紹介します。eラーニングの見放題プランを有効に活用して学びを提供したい方は、ぜひお読みください。

調査の詳細はこちら https://umujapan.co.jp/info/elearningmihodai/#index_id6

 

eラーニングの見放題プランに関する実態調査の結果

「あなたは、eラーニングの動画を「1ヶ月」でどのくらい視聴していますか」(n=110)と質問したところ、「0本」が12.8%、「1~3本」が40.0%、「4~6本」が21.8%と、7割以上が月6本以下しか視聴していないことがわかりました。

このことから、コンテンツが多くても見たいものは限られていて、見放題プランを活用しきれていないことがわかります。無料の学習動画も数多くあるなか、費用対効果を考えると月6本では少ないといえるでしょう。

Q4.あなたは、eラーニングの動画を「1ヶ月」でどのくらい視聴していますか。

 

「あなたは、eラーニングの見放題プランを十分に活用しきれていると思いますか」(n=110)と質問したところ、「全くそう思わない」が14.6%、「あまりそう思わない」が33.6%という回答となりました。

また、上記質問に「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答した方に、「eラーニングの見放題プランを活用しきれていないと思う理由を教えてください(複数回答)」(n=53)と質問したところ、最も多かったのが「学んだ内容を実践する機会がないため」(43.4%)。人事から動画を見るように言われても、実践する機会がなければ学ぶ意味を感じられず、見ようと思えないのです。業務で忙しいなか、今後活用する可能性を感じられない学習内容では優先度が下がってしまいます。

また、2番目の理由は「自分に必要ない動画が多いため」(26.4%)と、コンテンツが幅広く数が多くても、自分の業務に関わりがないものでは視聴につながらないことがわかります。

Q2.eラーニングの見放題プランを活用しきれていないと思う理由を教えてください。(複数回答)

 

見放題プランが必要でないと思う方に、「eラーニングの見放題プランが必要でないと思う理由を教えてください(複数回答)」(n=31)と質問したところ、「視聴したいコンテンツ動画がないため」が48.4%、「動画数が多くてもほとんど視聴しないため」が45.2%、「コンテンツの質が低いため」が32.3%という回答となりました。

学ぶ側が視聴したいコンテンツがないのであれば、種類や数を用意しても無駄だといえるでしょう。

Q8.eラーニングの見放題プランが必要でないと思う理由を教えてください。(複数回答)

 

eラーニングを失敗に終わらせないために人事が知っておきたい3つのポイント

 この調査結果から、見放題プランをうまく活用できていない企業が多いことがわかります。このような問題をクリアするために人事が知っておきたいことは以下の3つです。

 

・学習したいと思わせる仕掛け、動機が必要

・個人の実務に合った必要なコンテンツをガイドする

・モチベーションアップのために上司を巻き込む

 

学習したいと思わせる仕掛け、動機付けが必要

eラーニングを失敗に終わらせないためには、学習したいと思わせる仕掛け、「なぜ学習するのか」という動機付けが必要です。見放題プランを提供すれば、全員が自発的に学ぶようになるというわけではありません。

学習意欲が高い人は自発的に学びますが、少数派だと考えてください。そして、学習意欲の低い人に学習を促すためには見放題プランを提供するだけではなく、ガイドすることが必要なのです。

 

個人の実務に合った必要なコンテンツをガイドする

ではどんなガイドが学習意欲向上に効果的なのでしょうか。eラーニング活用に重要なのは、学習者個々に必要なコンテンツをガイドしてあげることです。

部署や役職が違えば、興味をもつコンテンツ、必要なコンテンツが異なります。調査結果からも、業務に関係ない学習にはモチベーションが上がっていないことがわかる通り、実務で活かせる内容、キャリア計画に合った内容の、学習コンテンツを提供することが必要です。

 

モチベーションアップと学習の効果性向上のために上司を巻き込む

学ぶための環境づくりとしては、上司を巻き込むことが鍵です。上司は部下のキャリアや必要な能力を把握しています。1on1で目標設定をし、、研修などで学習した内容を実践する機会を上司がつくってあげることで、実際の業務に生きる学びとして定着させることができます。

目標やキャリアプランに沿った内容を学習でき、それを実践できる場があれば、自然とモチベートされて学習意欲がわくのです。

 

 UMUで従来のeラーニングを超えた学習を提供

 UMUでは、以下4つの点から、従来のeラーニングの課題をクリアして学習を提供することができます。

 

・動機付けができる

・他者との学び合いができる・上司と部下、全体で共通認識ができる

・学習者のキャリア・スキルに合わせて必要な学習コンテンツを簡単に提供できる

・AIで学習者にピッタリのコンテンツをレコメンド

 

動機付けができる

学習意欲を高めるためには、なぜその研修を受けるのか、目的を伝えることが重要です。UMUの活用により自社の社員に合わせて、動機付けのための文章や動画で実施の目的を伝えられます。

また、動画を見て終わりではなく、問いを投げかけることで自分に当てはめて考えることができ、自分ごととして学習できます。

 

他者との学び合いができる・上司と部下、全体で共通認識ができる

学び合いができることもUMUの特徴です。ほかの人がどのように学んでいるかがわかるので、 ピアプレッシャーが適度に働き、モチベーションアップにつながります。

悩んでいることに対してアドバイスをもらえたり、お互いにコメントし合ったりすることもできます。

 

 

また、ワンプラットフォームで提供できるため、人事、マネージャー、部下全員で共通認識を持てます。上司は部下が学んでいることがわかるので、上司から部下へ「先日プレゼンテーション研修を受けていたから、実践として翌週のチームミーティングでプレゼンテーションをしてみようか」といった働きかけもしやすくなるのです。

 

学習者のキャリア・スキルに合わせて必要な学習コンテンツを簡単に提供できる

アセスメント機能を使用し、学習者のスキルを見える化します。更に、ラーニングマップという機能を活用し、企業内のキャリアプラン・評価制度・学習を結びつけ、従業員一人ひとりに個別化された学習プランを設計できます。個別化された、的を絞った学習を提供することで、学習者のエンゲージメントを高め、自立人材の育成を加速できます。 

 

AIで学習者にピッタリのコンテンツをレコメンド

学習者自身または、企業内組織、グループメンバーの学習行動に基づき、AIが個別に学習コースを自動推奨してくれます。社員数が多いと、人事が学習者にコンテンツをガイドするのは難しくなりますが、AIを活用することで適切な学習方法を効率的に勧めることができます。

 

このように、UMUを活用することで、従来のeラーニングでは難しかった、動機付けや個々への最適化といったことを実現できます。

 

UMU企業導入事例

ただいまご紹介した上記の内容を活した企業様の導入事例をご確認いただけます。

業界別にUMUをどのように活用し、どのような成果が生まれたのか。

ぜひこちらの資料でご確認ください。

 

この資料で得られる事例

・施薬業界:非同期のロープレ研修でも、営業活動の質が向上した活用事例

・接客業:AIエクササイズで接客技術向上。おすすめ商品提供率117%UPした活用事例

・情報・通信業:OJT研修期間を10日間短縮した活用事例

その他大手企業の事例も多数掲載

 

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今回ご紹介したコラム以外にも、UMUではeラーニングについての記事を定期的に発信しております。

ぜひこちらからご確認ください。

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私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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