【極意8】テクノロジーを活用して個別化した学びを提供する|eラーニング実践〈コンテンツ提供方法編〉

eラーニングの「コンテンツ提供方法」における4つの課題と対策

eラーニングの「コンテンツ提供」における課題には大きく4つあります。

1.受講管理・リマインドが大変
2.研修の事前課題の実施率が低い
3.学習マニアばかりが受講する
4.本来のターゲット層の受講が促進されない

これらの対策として、以下4つの極意があります。

本記事では、【極意8】テクノロジーを活用して個別化した学びを提供するポイントについてご紹介します。

 

eラーニングの導入における学習の個別化とテクノロジーの活用

eラーニングを導入する最終目標の一つに学習の個別化が考えられます。

個々の従業員に合わせてカスタマイズされた提案が最も理想的だと考えられますが、全員に対して均質な学習機会を提供することは難しいかもしれません。

こうした課題に対処するために、テクノロジーを活用して学習の個別化を推進していくことを提案します。

 

AIリコメンドのデザイン

現在、多くの企業がAIリコメンドのようなベンダーシステムを採用していると考えられます。

個々の学習に合わせたリコメンドが提供されることは、非常に有益な機能です。しかしながら、重要なのは、リコメンドが何に基づいているのかを明確に把握し、それをデザインしておくことです。企業との関係性を考慮したリコメンドや、ソーシャルな関係性に基づくフォロー機能など、さまざまなアプローチがあります。

また、学習の優先順位を決定する際には、すでに学んでいるものや、スキルギャップなども考慮されます。履歴に基づくリコメンドも重要であり、これは購入履歴に基づくアルゴリズムと同様のものです。

したがって、リコメンドを構築する際には、何に基づいて推奨していくかということを押さえてデザインしていくことが非常に重要になります。

AIリコメンドの展望

さらに今後ますます主流となるのは、リコメンドされる内容です。

上の図では、右側に行くほど大きなまとまりである一方、左側に行くと断片的な情報となります。

学習フィードは、X(旧:Twitter)のようなイメージであり、日常の学びを反映したものです。例えば、上司とのやり取りやSNS上でのつぶやきなどが含まれます。こうしたものがリコメンドの対象となります。

学習コースは、例えばロジカルシンキング研修など、論理的かつ明確に説明されるコースを想像できます。しかしながら、その方にとって必要なのはコース全体ではなく、一部分かもしれません。そのため、関連性の高いコースを提案することが重要です。

さらに、社内の学習コミュニティや個々の経験に基づくリコメンドも考慮されます。

最後の学習パスは、新しい仕事に対する手引きとなります。具体的な手法や情報源を提供し、効率的に学習するための指針を示します。

このようなアプローチは、今後ますます主流となるでしょう。そのため、マイクロラーニングの重要性が増しています。既存のコンテンツを細かく分解し、適切なカリキュラムを構築することが重要です。また、専門的なキュレーターの選定も重要な要素となります。

 

関連性の高い学習コンテンツの自動推奨機能

UMUの実装された機能は、特定のアルゴリズムに基づいています。この機能をオンにすると、これまで受講したことはないが関連性の高いセッション、動画、またはコース自体が推奨されます。

 

効果的なスキルギャップ評価と改善方法の提案

スキルギャップの解消において、最も実装しやすい手段は、スキルギャップの評価と改善です。

この評価手法において、社内でのアセスメントの実施が重要です。例えば、従業員が自身のスキルをエクセルや類似のプログラムを用いて入力し、アップロードすることで簡便に実施できます。

その後、自己評価や他者評価を基にしたアンケートを実施し、スキルの評価ポイントをチェックします。このプロセスにより、従業員の強みや弱みが領域別にレポートとして出力され、その情報を活用して個々のスキル向上を図ることが可能です。

 

スキル向上のための個別化した学びを提供するシステム

各領域において、基準値を下回るスキルを持つ従業員に対して、UMU上に存在するコースを自動的に推奨し、その必要性を提示します。このようなエコシステムの構築は、現在の技術の進歩によって可能となっており、個別化されたアプローチの実現に非常に便利です。

 

eラーニング実践の12の極意

eラーニング実践の極意は、「コンテンツ作成」、「コンテンツ提供方法」、「学習の定着化」というカテゴリに分け、全部で12の極意があります。

 

解説セミナー|eラーニング実践12の極意がわかる!

「eラーニングが活用されない真実は〇〇にアリ! 「定着」⇨「行動変容」につながる学習コンテンツのあり方とは?」というタイトルにて、eラーニング実践12の極意の解説を含んだセミナーを開催しています。

 

 

【セミナーで得られること】 
・学び放題を始めとする「eラーニング」が活用されていない理由が明確になる
・eラーニング学習の「作成⇒展開⇒定着化」まで生産性と効果性を高めるためのTIPSが得られる
・人材開発領域でAIをどのように取り入れると良いかについてのヒントが得られる

 

【このような課題感をお持ちの方にオススメ】
・eラーニングの見放題プランを「活用しきれていない」
・学習効果の高いコンテンツ作成方法が分からない
・受講管理が大変/リマンドの大変さ
・研修の事前課題の実施率が低い
・動画だけ見ても行動変容につながらない
・学習の効果測定をどのようにしたらいいかが分からない

 

総合学習プラットフォーム「UMU」

UMUは、LMSとeラーニングを包括するAIを活用した学習プラットフォームです。

以下より、UMUについて詳しい説明を知ることができる資料をダウンロードできます。


私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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