ATD-ICE2024、基調講演スピーカーを徹底解説!マシュー・マコノヒー/ダニエル・ピンク
毎年80カ国以上から13,000名を超える参加者が集う、世界最大規模の人材開発・組織開発関連カンファレンス、「ATD-ICE(International Conference & Expostion)」
ATD-ICE2024の概要・参加登録の方法等はこちらの記事をご参照ください。
ATD-ICE2024、開催地はニューオリンズ。UMUは今年も参加します!
https://umujapan.co.jp/column/atd-ice-2024/
このイベントの目玉の1つが、毎年著名なスピーカーが登壇する基調講演。今年の登壇者は、マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)・ダニエル・ピンク(Daniel Pink)・ヴィーナス・ウィリアムズ(Venus Williams) の3名です。
本記事では、マシュー・マコノヒー氏(Matthew McConaughey)とダニエル・ピンク氏(Daniel Pink)について詳しくご紹介します。
基調講演スピーカー①マシュー・マコノヒーとは?
概要
(ATD-ICE公式サイトより)
マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)は、テキサス州出身でハリウッドで成功を収める人気主演男優です。彼は数々の映画に出演し、アカデミー賞を受賞したり著書を出版したりする傍ら、慈善活動にも尽力しています。また、オースティンFCサッカークラブの共同オーナーやテキサス大学の教授でもあります。2023年には、妻と共同でテキーラブランドを立ち上げました。
マシュー・マコノヒーを徹底解説
マコノヒーは、オースティンのテキサス大学に入学した当初、弁護士を目指していました。しかし、最終試験の前にオグ・マンディーノの『世界で最も偉大なセールスマン』という本に出会い、専攻を法律から映画に変えようと思い立ち、1991年に俳優としてのキャリアをスタートさせ、テキサスの学生映画やコマーシャルに出演。『チカーノ・チャリオッツ』(1992年)などの短編映画を監督しています。
その後、テキサス州オースティンでのキャスティング・ディレクター兼プロデューサーのドン・フィリップスとの偶然の出会いから、リチャード・リンクレイター監督との出会いにつながったことがきっかけで、カルト的名作『Dazed and Confused』で俳優のキャリアを本格的にスタートさせました。
そして、2013年に『ダラス・バイヤーズクラブ』のロン・ウッドラフ役で第86回アカデミー賞主演男優賞、ゴールデングローブ賞主演男優賞などを受賞し、ノミネートもされました。
2014年の『トゥルー・ディテクティブ』では主演として、刑事ラスティン・コール役を演じましたが、同シリーズは第66回プライムタイム・エミー賞でノミネートされた7部門のうち4部門で受賞し、批評家賞も受賞しています。
その他にも、「ウェディング・プランナー」や「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「SING」等、これまで40本以上の長編映画に出演して10億ドル以上の興行収入を上げ、作家、プロデューサー、そしてジャスト・キープ・リヴィン財団の慈善活動家にもなりました。
彼は、オースティンFCサッカークラブの共同オーナーであり、オースティンにあるテキサス大学の教授でもあります。
2020年、マコノヒーは初の著書『Greenlights』という回想録を発表しましたが、瞬く間にニューヨーク・タイムズ1位のベストセラーとなり、全世界で300万部以上を売り上げました。
2023年9月には、2冊目の著書『Just Because』と題された児童書が発売され、この著書も瞬く間にニューヨーク・タイムズ1位のベストセラーとなりました。
同年の10月には、妻のカミラとともに、テキーラ・ブランド「Pantalones」を立ち上げており、近年は、執筆活動や講演活動にも従事しています。
■著書「GREEN LIGTHS」
マコノヒーはこの回想録について、「これは伝統的な回想録や助言本でもない。どちらかと言えば、自身の人生における冒険の数々を基にした脚本集だ。」とインタビューにて語っています。
また、本のタイトル『Greenlights』は青信号を意味しますが、それは「人生の中で笑ったり泣いたり、考えさせられたりということをどれだけ多くつかむことが出来るか」を綴ったものだからだと説明しています。
彼は「僕達は赤や黄信号は嫌いだ。時間を無駄にされるからね。けれど、それがいつかは青になると分かった時、意味がもたらされる。」と語っています。
■【マインドセット】皆さんは何を追い求めていますか? || 俳優マシュー・マコノヒーの喜び追求論
■自分の未来の選び方 || 俳優マシュー・マコノヒーの人生を成功に導くための秘訣
マシュー・マコノヒーの登壇スケジュール
ATD-ICE2024でマシュー・マコノヒーが登壇するのは2024年5月20日(月)8:00-9:30で、オンライン配信も同時刻です。(2024年4月25日時点。変更になる可能性もありますので最新情報はこちらでご確認ください。)
講演内容についてはこちらのページで最新情報を確認することができます。
ベストセラー「Greenlights」の著者であり、アカデミー賞主演男優賞も受賞したことのあるマコノヒーの講演を聞くことができる素晴らしい機会。見逃せません!
基調講演スピーカー②ダニエル・ピンクとは?
概要
(ATD-ICE公式サイトより)
ダニエル・ピンク(Daniel Pink)の著書は過去20年間、世界中の個人や組織が生活や運営方法を見直す手助けとなっています。彼はビジネス、創造性、行動についての研究された作品を複数の賞を受賞し、42言語に翻訳され、数百万部を販売しています。ピンクは『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーに5冊の著作を持ち、また、テレビ番組や講座、講演活動でも注目を集めています。彼の著書や活動は幅広いメディアで取り上げられ、その影響力は大きいです。
ダニエル・ピンクを徹底解説
ワシントンD.C.に在住しているダニエル・ピンクは、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーを生み出しています。彼の著書は数百万部を売り上げ、42カ国語に翻訳され、複数の賞を受賞しています。
過去20年間、ダニエル・ピンクの著書は、世界中の個人や組織が生き方や活動方法を再考するのに役立ってきました。ビジネス、創造性、行動について深く研究された彼の著作は、複数の賞を受賞し、42ヶ国語に翻訳され、国内外で数百万部を売り上げています。
「The Power of Regret」、「When: The Scientific Secrets of Perfect Timing」、「To Sell Is Human: The Surprising Truth About Move Others」、「Drive: Drive:The Surprising Truth About What Motivates Us」、「 A Whole New Mind:Why Right-Brainers Will Rule the Future」等の著書を執筆しています。
ピンクは、100カ国以上で放映された人間の行動に関するナショナルジオグラフィックのテレビシリーズ「 Crowd Control」の司会者兼共同エグゼクティブプロデューサーでもあります。
営業と説得に関する彼のマスタークラスは、同プラットフォームで最も人気のあるコースのひとつで、モチベーションの科学に関するTEDトークは4,000万回以上視聴されています。また、NPRやPBSをはじめ、米国内外のテレビやラジオにも頻繁に出演しています。
また、ファスト・カンパニーや ワイアードの寄稿編集者、サンデー・テレグラフ紙のビジネス・コラムニストも務めています。ニューヨーク・タイムズ』、『ハーバード・ビジネス・レビュー』、『アトランティック』などにも寄稿しており、2007年には、ジャパン・ソサエティ・メディア・フェローとして東京に滞在し、日本の巨大コミック産業について研究しています。
ノースウェスタン大学で言語学の学士号を優等で取得後、ファイ・ベータ・カッパに選出され、イェール大学ロースクールで法学博士号を取得しています。また、ジョージタウン大学やプラット・インスティテュートなど5つの名誉博士号を授与されています。
アメリカ上院議員の補佐官、ロバート・ライシュ労働長官の補佐官兼スピーチライターを経て、アル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたという経歴も持っています。
■代表的著書「The Power of Regret」
私たちが最も誤解している感情である後悔がいかにして最高の人生への道となりうるかを知ることができる作品です。
この著書内でピンクは、「誰にでも後悔はある。それは私たちの人生の基本的な部分だ。そして、新鮮で想像力豊かな方法で後悔と向き合えば、より賢い決断を下し、仕事や学校でより良い成果を上げ、意味と目的の感覚を深めるために、後悔を活用することができる」と綴っています。
ピンクは、心理学、神経科学、経済学、生物学の研究をもとに、感情や行動に関して広く信じられている仮定に挑戦しており、これまで実施された後悔に関するアメリカ人の態度の最大規模のサンプリングと、105カ国の16,000人以上から後悔の念を集めた独自の世界的な調査を使って、ほとんどの人が抱く4つの核となる後悔を特定しています。
人々が何を最も後悔しているかを理解することで、彼らが何を最も大切にしているかを理解することができる。そして、彼が提示する科学に基づいたシンプルな3ステップのプロセスに従うことで、私たちは後悔を、より賢く働き、より良く生きるためのポジティブな力に変えることができる、としています。
■著書「WHEN THE SCIENTIFIC SECRETS OF PERFECT TIMING」
ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに4ヶ月ランクインし、ウォールストリート・ジャーナルやワシントン・ポスト紙、USAトゥデイのベストセラー。
アマゾンの2018年ベストブックにも選出されています。
いつビジネスを始めるか、いつ授業を受けるか、いつあの人と真剣に付き合うか。直感と当て推量に基づいてこれらの決断をしていますが、このタイミングがとても大事であることは誰もが知っていることだと思います。
この作品では、心理学、生物学、経済学の豊富な研究成果をもとに、生き方、働き方、成功の秘訣をピンクが明かしています。
一日の隠れたパターンを利用して、理想的なスケジュールを立てるには?なぜ特定の休憩をとると、生徒のテストの点数が劇的に向上するのか?つまずきを再出発に変えるには?午後に病院に行くのを避けるべき理由とは?人と一緒に歌うことが運動と同じくらい体にいいのはなぜか?そして、仕事を辞めたり、転職したり、結婚したりする理想的なタイミングとは?などなど、タイミングに関する最先端の研究とデータを抽出し、それらを魅力的で読みやすい物語にまとめ、魅力的なストーリーと実践的なヒントを満載しています。
■著書「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか」
20世紀の半ば、数人の科学者が、「人間には従来とは異なる動機づけもある」と主張するようになりました。これはいわゆる「内発的動機づけ」で、その後数十年の間、行動科学者はその原動力を解明し効能を説明してきましたが、残念なことにビジネスの世界ではこの新たな認識を十分に生かしきれていない状態です。
〈モチベーション3・0〉とは何か。組織を強化し、人生を高め、よりよい世界を作るべく、ダニエル・ピンクが科学の知識とビジネスの現場の間に横たわるギャップを埋めた意欲作です。
アメリカの大ベストセラーであるこの作品では、日本人がこれから一番身につけなければならない『右脳を生かした全体的な思考能力』と『新しいものを発想していく能力』そしてその実現の可能性を検証する左脳の役割などについてわかりやすくまとめられています。
これからはこれまでの思考の殻を破った「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)の時代」であり、そういう「突出した個人」が持つ「六つの感性」の磨き方を示されています。
ダニエル・ピンクの登壇スケジュール
ATD-ICE2024でダニエル・ピンクが登壇するのは2024年5月21日(火)8:00-9:30で、オンライン配信も同時刻です。(2024年4月25日時点。変更になる可能性もありますので最新情報はこちらでご確認ください。)
講演内容についてはこちらのページで最新情報を確認することができます。2024年4月25日時点で予定されているダニエル・ピンクの講演は、「A New Path to a Strong Culture(強い文化への新たな道)」がテーマです。
複数のベストセラーを生み出したダニエル・ピンクの講演を聞くことができる素晴らしい機会。見逃せません!
UMU登壇情報
UMUもプラチナスポンサーとしてATD-ICE2024に参加します!UMUが登壇するのは以下の2つのセッションです。(2024年4月18日時点。変更になる可能性もあります。セッション内容についてはこちらのページで最新情報を確認することができます。)
①5月19日(日)10:30-11:30「Emerging Corporate Learning Trends With the Development of Generative AI」
UMU創業者、代表取締役兼CEO、Dongshuo Li(ドングショー・リー) が登壇し、『Emerging Corporate Learning Trends With the Development of Generative AI(生成型AIの発展がもたらす新たな企業学習トレンド)』についてお伝えします。
②5月19日(日)15:00-16:00「Global Insights Panel – Mastering Lifelong Learning:Navigating a World of Technological Disruption and AISession Description & Job Application」
こちらのセッションでは、世界のさまざまな地域から専門家を招き、学習者と共に進化する適応的でパーソナライズされた学習体験のためにAIの力を活用し、継続的に改善するための実践的な戦略について掘り下げていきます。
弊社の取締役であり、株式会社IPイノベーションズ 代表取締役/ATDインターナショナルネットワークジャパン元理事でもある浦山昌志も登壇いたします。
現地で参加される方はぜひUMU登壇セッションにもご参加ください!
①UMUブース出展 ブース番号:#3601
ATD-ICE2024では多数のセッションの他にも、300を超えるソリューションの出展を楽しむことができます。UMUもプラチナスポンサーとしてブース出展します。今回UMUのブース番号は「#3601」です。ぜひUMUのブースにも訪れてみてください。
ご参加される皆さまと現地でお会いできることを楽しみにしております。
一緒に人材開発の未来について学びましょう!
【関連リンク】
■ATD-ICE2024、開催地はニューオリンズ。UMUは今年も参加します!
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■ATD-ICE公式サイト
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