生産性を劇的に改善! AIを駆使した研修動画作成の最前線:効果的なコンテンツ制作のポイントと作成したコンテンツの活かし方

AIに限らず、せっかく作ったコンテンツを利用し、学んだ上で実際に実践して使えるようになることこそが最も重要なポイントではないでしょうか?そういった意味では、実際に作った動画コンテンツをどういうふうに生かしていくのか、そういったデザインは非常に重要になってくると思います。この記事では、効果的なコンテンツ制作に必要な学習設計のポイントや作成したコンテンツをみてもらうための仕掛けについて紹介していきます。

 

効果的なコンテンツ制作のポイント

まずは効果的なコンテンツ制作のポイントについてご紹介をさせていただきます。

AIに限らず、せっかく作ったコンテンツを利用し、学んだ上で実際に実践して使えるようになることこそが最も重要なポイントではないでしょうか?

そういった意味では、実際に作った動画コンテンツをどのように生かしていくのか、そういったデザインは非常に重要になってくると思います。

実際に、eラーニング含めた学び放題サービスを使っている企業様向けに、調査を実施したところ、約半数以上の会社員がうまく使いきれてないと回答しました。

使いきれていない理由として、実際に現場で実践するところまで結び付けられていないこともわかっています。

 

作成コンテンツを、実際に効果に結び付けていくための考え方を1つご紹介させていただきます。

 

効果的な学習設計に必要な3つの要素

皆様はティーパックというセオリーを聞いたことはありますでしょうか?

効果的な学習設計に必要な三つの要素を表しているものになります。

 

それは、

テクノロジーナレッジ:選択の仕方と使い方

コンテンツナレッジ:コンテンツの作り方に関する知識

ペタロジカルナレッジ(教育学):コースのデザインに関する知識

の3つです。

 

良質なコンテンツを作り、プラットフォームなどのテクノロジーで提供していることは良いランニングにはなりますが、一方的に見るだけでは、身に付くところまではいきません。ここでは学習のデザインが非常に重要なポイントになってきます。具体的な例で見ていきたいと思います。

 

【コンテンツナレッジ】デュアルチャンネルの法則

コンテンツナレッジには、学習の科学の原理である、デュアルチャンネルの法則というものがあります。これは、コンテンツは目と耳両方に響かせることで学習効果が高まるというものです。

実際にUMUで作る動画コンテンツも、字幕を入れることが可能のため、聞きながら目でも確認することができる機能になっています。

 

【コンテンツナレッジ】ワーキングメモリー

ワーキングメモリーという考え方は、人の脳の容量には限界がありますので、たくさんのことを一気に覚えられないという考えです。

そのため、マイクロラーニングと言われる、学びの時間を小さくする(例えば5分や10分程)と人の学習効果が高まるという学習方法があります。この学習法を取り入れる場合、コンテンツを作成する際は、長い動画ではなく、動画を分割したものを作った方が良いという考え方もあります。

 

【ペダゴジカルナレッジ(教育学)】アクティブラーニング

ペダゴジカルナレッジ(教育学)には、アクティブラーニングという考え方があります。

人は自分の言葉で内容を要約したり、実際の既存の知識や現場での仕事のやり方に照らし合わせて使ってみたり、能動的なアクションを起こしたときに身につきやすいという考え方です。

実際に動画を見た後にディスカッションをしたり、ノートを取ったり、実際に話して説明をする動画を提出することで、実際の動画で学んだだけではなく、使えるようになる、考え方も取り入れていくということを意味します。これを、ICAPという理論で表します。

 

 

ICAPとは

パッシブ:受動的

アクティブ:能動的

コンサルアクティブ:構成的

インタラクティブ:双方向

の意味で、

上の図でも記載がありますが、動画を見るだけでは受動的。動画を見ながらメモを取るというアクティブさを入れると能動的に変わります。

構成的は、動画を見た後にディスカッションを行い、自分の仕事ではどのように使えるのかを考えて共有するところまで。双方向は、お互いにやってることを学び合うまでを意味しており、一つの動画の前後にどんなアクションを入れていくかによって学習効果を高めていくことができます。

 

定着化を目的としたアウトプット中心のトレーニングへ進化させる

これまでのコンテンツのインプットを中心とした学び方から、何か学んだら実際にアウトプット練習をしたその後、間違った理解のままだと悪い癖になってしまいます。フィードバックを受け、もう1回アウトプットをし、またフィードバックを受ける。この練習を中心とした学び方に切り替えていくことで、実際に『わかる』から『できるようになる』という考え方が非常に重要だと私達は考えています。

 

作成したコンテンツの活かし方

最近のeラーニングはこの流れに合わせて少しずつ変化していると思います。過去には40分程あった動画が、10分程のマイクロサイズに分割され、隙間時間で学べるようになっていることはありませんか?先ほど申し上げたように、動画を見た後のアクションが大切なので、動画を見た後に自分ノートで感想を書いたり、投稿するような機能も増えてきています。

 

ただ、これを1人で受けるだけだとeラーニングとなってしまうため、学び合いが促進しません。
例を出すと、メモに対して他の人からコメントをもらう、投稿に対してディスカッションしたり、実際にこの動画を見る前に、どういった視点でこの動画を見て欲しいというようなガイドを入れたりという工夫が必要です。
またお互いのコメントを見合った後に、実際に自分の仕事でどのように実践するかの問いを入れ、自分ごと化して、現場で使える行動計画や目標設定をしてもらうことが重要です。

 

 

さらには、実践した後にうまくいったこと、うまくいかなかったことの経験を投稿させ、その経験をナレッジとして学び合っていく、こうすることで現場でのナレッジの共有に繋げていくという方法です。ここまでの設計をしておくと、作った動画コンテンツが現場で使われるように繋がっていきます。

 

 

学習コンテンツは、学習動画の前後をカスタマイズすることで、変わりのない一般的な動画を、自社の実用的なコンテンツに発展させるという考え方をぜひ取り入れてみてください。

 

コンテンツを見てもらうために

次に、せっかく作成したコンテンツを見てもらえないと非常にもったいないですよね。ここからはどのようにしたら、見たいと思えるコンテンツになるかという仕掛けの一つの考え方をご紹介します。

 

サムネイル

皆様は上の図のどちらのコンテンツをクリックしたいと思いますか?左側はサムネイルなしのもので、右側はサムネイルありのものになります。

右側の方には内容が具体的に書いてあるため、クリックしたいと思いませんか?サムネイルというものは、中身を開かなくてもわかる縮小画像のことを指しております。

 

私達のオンボーディングプログラムのサムネイルを例としてご紹介致しますと、上図は入社した方向けに、早期戦力化するためのプログラムで用意しているものです。中身がぱっと見てわかるようになっています。

 

このようにサムネイルは、飾りであってはいけなくて、実際に内容に関連するイラストを入れたり、具体的な文字を入力することで、見たい動機づけができ、見られる率を向上させることに繋がります。学習プラットフォームでサムネイル機能が増えてきている理由が、この機能が学習効果を高めていく上で、非常に重要なポイントだとわかっているからだと思います。

 

 

UMUのサムネイルAI生成機能

 

UMUではサムネイル作成が苦手な方にも安心していただける、AIのサムネイル生成機能を搭載しております。

キーワードを入力するとそれに関連する近しいイメージの画像を自動生成してくれるというものです。実際に画像をWEBから探してくるという作業は大変な為、無料で自動的に作成してくれる機能は非常に便利です。

 

コースサムネイルカスタムデザイン機能を使用し、サムネイルを作成することもできます。

タイトルやタグをテンプレートで選び、イメージ画像を選択することも可能ですし、ご自身がお持ちの画像をアップロードして使用することも可能です。

 

今回ご紹介させていただいたAIを使ったコンテンツ作成は、新しい機能というわけではなく、私達のお客様でも20数社を超えるお客様に既にもう毎日のようにご利用いただいているものになっています。

 

今後も学習の科学とAI機能を駆使し、UMUは学習者のパフォーマンス向上をお手伝いして参ります。

 

もっとUMUについて詳しく知りたい方はこちらから資料をダウンロードができます。

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また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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